〔2026/2/26〕コラボス、AIコールセンターシステム「VLOOM」ボイスボット(仮)機能を先行公開
コラボスは、AIコールセンターシステム「VLOOM」において、AIによる音声対話を実現した「ボイスボット(仮)機能」を2026年2月12日に先行公開した。
本件は、2026年春予定の正式リリースに先駆け、実際の操作画面(UI)やシナリオ作成の柔軟性を「VLOOM」を利用している企業および検討中の企業に先行体験してもらうことを目的としている。
ボイスボットとは、AIを活用した音声認識・合成技術により、電話口で人間と自然な対話を行う「AI音声対話システム」。従来のボタン操作(IVR)とは異なり、ユーザーが話すだけで用件が伝わるため、コールセンターの受電業務の自動化、24時間対応、人手不足解消に貢献する。
また、テキスト入力が主体のチャットボットとも異なり、電話での「音声対話」に特化しているため、移動中や作業中で手が離せない場合、文字入力よりも素早い伝達を好むユーザー、あるいはスマホ操作が苦手な高齢者など、幅広い層にとって有効な手段となる。
昨今のコールセンター業界では、慢性的な人手不足や人件費高騰、問い合わせ内容の多様化・高度化を背景としたチャットやWebフォームによる「ノンボイス化」および、AIを活用したオペレーター業務の効率化に対する取り組みが進む一方で、緊急性の高い問い合わせや、複雑な説明を要する内容、あるいは「言葉で直接伝えたい」という即時性・確実性が求められる場面において、電話は依然として重要な顧客接点となっている。
こうした環境の中、電話の存在を前提とした実効性の高い自動化手段として、人と会話するように電話や音声で自動対応を行うことができるボイスボットへの需要が拡大している。
本機能は、VLOOMの管理画面から利用することを想定しており、PBXとボイスボット(仮)の連携により、業務をボイスボットへ置き換えることで、人手不足の解消や業務効率化の推進と人件費などのコスト削減を実現する。
専門知識がなくても、アイコン操作だけで対話シナリオを構築・修正可能となり、現場担当者が自らPDCAを回せる設計。そのため、自社内でシナリオの追加・修正が完結でき、外部システムベンダーを介さず、簡易に、スピーディーにシナリオ業務の設計が可能となり、システムベンダー依存からの脱却と運用スピードの向上を実現する。
GoogleカレンダーやCRM(顧客管理システム)などと同期できるため、例えば、予約時の空き状況の判定から予約完了までを自動化することができる。氏名や電話番号などをAIが認識し、顧客データベースと照合することで本人認証などもスムーズに行える。そのため、単純な定型対応の問い合わせを自動化し、専門性やホスピタリティが求められる業務へリソースを集中させることができる。
夜間や休日、混雑時もAIが即座に応答するため、電話が繋がらない状態を解消し、人件費を抑えつつ、予約や問い合わせの受付が可能になる。
応対内容や案内情報などをSMS(ショートメッセージ)で即時に送信できるため、確実な情報伝達を行うことで、言った言わないのトラブルや予約などにおける無断キャンセル(ドタキャン)を未然に防ぐ。
今後の展開として、2026年春頃を予定している正式リリースでは、生成AIの活用範囲をさらに拡大し、顧客との対話を通じて質問の意図を能動的に特定し、最適な回答を提示できる高度な仕様へとアップデートを行う予定。また、AIが対話内容に応じてFAQなどの情報を参照し、適切な回答をするためにフローを分岐させる機能も搭載予定。