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CRM関連ベンダー動向

〔2019/4/4〕三菱UFJイノベーション・パートナーズ、Salesforce Sales CloudとSalesforce Einstein Analyticsを採用

 セールスフォース・ドットコム(本社:東京都千代田区、小出伸一会長兼社長)は、三菱UFJイノベーション・パートナーズ(本社:東京都千代田区、鈴木伸武社長、以下MUIP)がSalesforce Sales CloudとSalesforce Einstein Analyticsを採用したことを発表した。
 MUIPは、今年1月に三菱UFJフィナンシャル・グループ(本社:東京都千代田区、三毛兼承社長、以下MUFG)が、新たに設立した三菱 UFJ フィナンシャル・グループの投資専門会社。FinTech関連スタートアップ企業の資金調達は、グローバルベースで大型化しており、同時に金融機関や金融機関以外の異業種による戦略投資も、活発になっている。これらの環境変化に対応し、MUFG グループ各社のオープン・イノベーションを一層強化していくために、同社は設立された。
 このFinTech関連スタートアップ企業の投資先管理とパフォーマンス管理に、Sales CloudとEinstein Analyticsが採用された。Sales Cloudで投資先に関連する情報を集約するとともに、Einstein Analyticsにより投資先の投資金額とパフォーマンスを「見える化」して一瞥して状況が分かるようになる。なお今回はテストから稼働まで約1カ月という期間で実現した。
 MUIPは、今回開発期間が短く運用後もエンドユーザー側で柔軟に仕様変更ができる点とセキュリティの堅牢さを評価してSalesforceを採用した。また、今後は上記利用に加えて、投資に関連する各種決裁フローのSalesforce上での運用も行っていく予定。

〔2019/4/3〕ネスレ日本のオウンドメディア「ネスレアミューズ」にプレイドのCRM基盤として「KARTE」が採用

 プレイド(本社:東京都中央区、倉橋健太社長)が提供するCX(顧客体験)プラットフォーム「KARTE」が、ネスレ日本のオウンドメディア「ネスレアミューズ」に導入された。ネスレアミューズに加えて、ネスレ通販のLINE公式アカウントなど、複数のプラットフォームで統合的な顧客コミュニケーション(CRM)の基盤としての活用が予定されている。
 会員数は600万人(2019年2月時点)を超えて成長する中で、ユーザーのサイト来訪目的やユーザーステータスは多岐に渡っており、ユーザー毎のサイト体験満足度をさらに高めていく方法を模索していた。
 今回、ネスレアミューズにおけるCRM基盤としてKARTEを採用したことで、ビジター(非会員)、ネスレ会員、通販購入者、「ネスカフェ アンバサダー」など、幅広い「ネスレアミューズ」のユーザー層をKARTEのタグで見える化し、理解することが可能になった。今後は、ネスレ通販の公式LINEアカウントなども連携し、サイト外の顧客接点を含めて、ユーザー毎に最適なコミュニケーションの実現を目指す。

〔2019/3/12〕アユダンテ、LTV予測分析サービスを提供開始

 アユダンテ(本社:東京都千代田区、安川洋社長)は、フュージョン(本社:札幌市中央区、佐々木卓也社長)と共同開発をしたマーケティング施策に活用できるLTV予測分析サービス「Quick LTV」の提供を開始した。
 Quick LTVは、企業が保有するCRMデータを分析し算出した予測LTV(顧客生涯価値)値をさまざまなマーケティングチャネルのアクションに利用できるサービス。
 マーケティングのデジタル化が進む中でデータ分析に対するニーズが一層高まっている。特に企業が保有しているCRMデータ(顧客データ)を使って算出するLTV値を使ったマーケティング施策の戦略立案やプランニングに注目が集まっている。Quick LTVは、LTV予測分析モデルを使って「予測LTV値」を算出し、Eメールやダイレクトメール、広告などさまざまなマーケティング施策に活用することを支援するもの。また、分析プロセスのAI化を検討の企業向けにも“分析結果活用の有用性”検証としても利用できる。

〔2019/3/5〕フュートレックのCRMマーケティングソリューション「Visionary」、ロックウェーブのECサイト構築プラットフォーム「aishipR」と連携

 フュートレック(本社:大阪市淀川区、浦川康孝社長)が提供する統合型CRMマーケティングソリューション「Visionary」は、ロックウェーブ(本社:滋賀県大津市、岩波裕之社長)のECサイト構築プラットフォーム「aishipR」と2019年5月より連携を開始すると発表した。
 これは、インターネット上の店舗(ECサイト)と実(リアル)店舗の顧客情報を連携させたい、という市場ニーズに応えるもの。
 例えば、実店舗の会員である顧客が、同じ店舗のECサイトで買い物をしたとしても、システムが連携していないと別の顧客として扱われ、ポイント取得などの顧客サービス面で利便性が下がってしまう場合があった。この状況は店舗としても、顧客の分析を行う上で正確な情報を得られているとは言えず、リアルとネットの連携は、双方の店舗を持つ事業者にとって非常にニーズが高い課題であった。
 しかし、事業者が独自にECサイトと実店舗の情報を連携させるには、ゼロからのシステム開発(スクラッチ開発)が必要で、その高額な開発コストやシステム維持・管理コストから、容易には実現できないものであった。
 今回の連携により、aishipRで自社のECサイトを運営する事業者は、Visionaryを利用することで、独自にシステム開発するよりも比較的、安価で早期に、実店舗とECサイト間での顧客情報やポイント情報の連携をすることができるようになる。

〔2019/3/7〕売れるネット広告社、通販企業向けのクラウドサービス「売れるネット広告つくーる」事業買収で自社運営へ

 売れるネット広告社(本社:東京都港区、加藤公一レオ社長)は、同社が提供する通販企業向けのクラウドサービス「売れるネット広告つくーる」を共同開発したFusic(本社:福岡県福岡市中央区、納富貞嘉社長)より、同サービスの事業を買収、4月1日から自社運営することを発表した。
 売れるネット広告つくーるは、通販会社(広告主)のネット広告の費用対効果を改善させる単品通販会社向けクラウドサービスで2011年9月からサービス提供を開始。ネット広告からの新規顧客獲得の効率を改善する「申込フォーム一体型ランディングページ」の制作や、「確認画面でアップセル」、引上率を最大化する「フォローメール」や「フォローLINE」の設定、「引上専用ランディングページ」の制作など、CRM施策などがテンプレート化されているため、デザイン知識がなくても手軽に運用できる。
 同サービスは同社が企画・監修し、研究・開発・運営をFusicが行っており、サービスの周知に伴って利用者の増加や、サービス規模の拡大に至ったことを踏まえ、同社が単独運営を決めた。「体制の一本化により、売れるネット広告つくーるの機能開発やサポートの質・スピードの向上が図れるとしている。

〔2019/2/18〕セールスフォース・ドットコム、マーケティングアナリティクス機能を強化

 セールスフォース・ドットコム(本社:東京都千代田区、小出伸一会長兼社長)は、マーケティングアナリティクスの機能強化について発表した。今回新たに、DatoramaにMarketing Cloudのデータ統合を実現するコネクターや開発者向けのツール、インサイトにもとづいたキャンペーン管理を可能にするアクティベーション機能が加わった。
 DatoramaはMarketing Cloud製品の一部として、企業や広告代理店、パブリッシャー向けのAIを実装したマーケティング・インテリジェンスおよびアナリティクスプラットフォーム。
 Datoramaはマーケティングプラットフォーム関連の豊富なAPIやAIを活用したコネクターを通じて、数百のデータソースを集約し、売上から気象や経済指標といった、マーケティングに関連するあらゆるデータを統合することが可能。これらのデータを統合し、可視化することで、キャンペーンの実績管理、分析、効果測定が可能になり、ROI向上を促す意思決定へとつなげることができる。

〔2019/2/12〕アドバンスト・メディア、Veeva Japanと業務提携し、製薬業界向け音声認識入力支援をVeeva CRMでも実現

 アドバンスト・メディアとVeeva Japan(本社:東京都渋谷区、岡村崇社長)は、製薬業界におけるガイドライン適正対応とユーザー企業の業務効率化を目的として、業務提携した。
 Veeva Japanは、製薬業界向けのクラウド型CRMソリューション「Veeva CRM」を提供する米国Veeva Systems社の日本法人であり、Veeva CRMは全世界で675社を超えるライフサイエンス企業に採用されている。アドバンスト・メディアは、音声認識市場の主力市場であるCTI分野、医療分野、議事録分野でマーケットリーダーの地位を確立しており、音声認識技術「AmiVoice」により、数多くの業務改善・効率化に貢献する製品・サービスを展開している。
 今回の業務提携では、アドバンスト・メディアが提供するAmiVoice SBxをVeeva CRM上で使用するケースを想定し、両社にて相互の連携面を強化していく。アドバンスト・メディアがこれまで培ってきた医療現場および製薬業界関連の音声認識ノウハウを生かし、Veeva CRMを用いたライフサイエンス業界向けの音声入力を推進していく。


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