〔2015/5/15〕クラウドワークス、新事業「クラウドワークスBPO」を電力自由化へ向けて急拡大する電力関連事業のクラウドソーシングを推進

 クラウドワークス(本社:東京都渋谷区、吉田浩一郎社長)は、新事業「クラウドワークスBPO」を開始すると発表した。
 同社は、2012年3月21日にクラウドソーシングサービス「クラウドワークス」のサービスを開始。以来、全国の企業と個人で働く人々をつなぎ、時間や場所にとらわれずに働く機会を提供するプラットフォームとしてサービスの改善に取り組んでいる。2015年5月には会員数60万人を突破、クライアント企業も9万社に達しているが、今回、新たな事業として、BPO(ビジネス・プロセス・アウトソーシング)サービス、「クラウドワークスBPO」を開始する。
 クラウドワークスBPOでは、同社のスタッフがクライアント企業に常駐し、クライアント企業が抱える業務のアウトソーシングにあたって必要となる組織体制を設計。これに加え、業務の分解やアウトソーシングを行う際のディレクションも担当する。また、アウトソーシングに際しては、当社のクラウドソーシングサービス「クラウドワークス」と2015年4月に開始したビジネスマッチングサービス「クラウドワークステクノロジーズ」を併用。全国の個人で働く人々の力を活用し、企業が抱える業務や課題の解決に取り組んでいく。
 現在、クラウドワークスBPOでは、モデル事業として電力関連事業者をクライアントとしたBPOに着手しており、同社スタッフがクライアント企業への常駐を開始。補助金申請や電力会社向けの接続申請、電力需給管理などのアウトソーシングへ向けた業務を開始した。電力関連事業者の間では、2016年4月に控える電力小売全面自由化に向けて企業負荷が急増しており、今後もBPO需要の拡大が見込まれている。今後、同社ではこれらの電力関連領域での電力小売リサーチ・マーケティング・経理・コールセンター・原稿制作・書類作成・監視などの業務のBPO推進を通じて2018年内に10億円規模の業務のクラウドソーシング化を目指すと共に、一般企業へ向けたBPOのマーケティング活動も展開していく。


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