〔2016/11/4〕ネットワンパートナーズ、米国Interactive Intelligence社のクラウドコンタクトセンターサービスを販売開始

 ネットワンパートナーズ(本社:東京都千代田区、 川口貴久社長)は、米国Interactive Intelligence社と販売代理店契約を締結し、同社のクラウド型コンタクトセンターサービス「PureCloud」を販売開始すると発表した。
 PureCloudは、コンタクトセンターで必要となるコミュニケーション機能やテレフォニー機能を統合して提供するマルチテナント型クラウドサービス。
 チャット、ビデオ会議、デスクトップ共有、資料共有、連絡帳などのコラボレーション機能を提供する「PureCloud Collaborate」と、IP-PBXや電話会議、ボイスメールなどのテレフォニー機能を提供する「PureCloud Communicate」、さらにはACD、IVR、CTIといったコンタクトセンター機能を提供する「PureCloud Engage」から構成される。
 これらの機能が統一したインターフェイス・操作感で提供されるので、従業員間の対話のスピードと質を高められる点が特長。また、Amazon Web Services(AWS)のクラウドサービス上で提供されるので、コンタクトセンターの開設がオンプレミス型と比べて短期間で行える点もメリットという。また、需要動向に合わせて迅速・柔軟に座席数の拡大・縮小を行える。
 管理者向けには、ダッシュボード形式のリアルタイムレポート機能や各種統計レポートを提供。通話録音機能、オペレータの対応品質評価機能も備えている。なお、通話録音データ・各種資料・レポートなどは、容量を意識することなくAWSのストレージで制限なく保存されるとした。
 このほか、システム連携機能を豊富に備えており、ディレクトリ・CRMなどの外部システムとの連携や、既存のPBX・局線の収容、RESTベースAPI経由での業務アプリケーション連携などにも対応する。
 なおPureCloudは、ユニファイドコミュニケーション(UC)機能のみでも利用できるため、クラウド型UCサービスとしての導入も可能とした。
 価格は、PureCloud Collaborateが無料。PureCloud Communicateが1ユーザーあたり月額2399円から、PureCloud Engageが1ユーザーあたり月額8399円から。なお、PureCloud EngageはPureCloud Communicateの機能を含んでいる。


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