〔2016/12/14〕TMJ、IBM Watsonを活用した「フィジビリティスタディサービス」を提供開始

 TMJ(本社:東京都新宿区、丸山英毅社長)は、「IBM Watson」を活用したオペレータ支援ツールを開発し、コールセンターにおける電話応対の生産性変化などを測る「フィジビリティスタディサービス」の提供を開始した。
 応対力・生産性向上を目的に、コールセンターでは自然言語処理と機械学習などのAI活用に向けた検討が本格化している。AI技術の本格導入に先立ち、フィジビリティスタディ(実現可能性調査)による導入検証を求める企業ニーズが増える中、TMJではオペレータ支援に特化したフィジビリティスタディプログラムを開発。Watsonを活用した音声認識+機械学習機能付きの自社開発FAQシステムの提供から、FAQコンテンツ・学習用データの作成、検証・評価までをワンストップで提供し、コールセンターにおける生産性の向上を力強くサポートする。
 コールセンターにおけるAI導入による期待効果は、「生産性向上」「通話時間の短縮」「ナレッジマネージメントの強化」「オペレータの業務負荷軽減により離職率改善」「AIによる知識補完に伴う育成期間の短縮」などさまざまだ。今回提供する本サービスでは、期待する効果が本当に望めるのかを、約3カ月にわたり導入検証を行うことで、“AI導入の投資対効果”を検証することを目的としている。TMJは前述のとおり、Watsonを活用したシステム提供、コンテンツ最適化、検証・評価までをワンストップで提供し、AI技術の導入意思決定をサポートする。
 提供価格は、2000万円から(詳細は見積り)で、提供期間は3カ月~4カ月。


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