〔2018/3/15〕イデア・レコード、店舗で蓄積されるオフラインデータとweb上の行動データをビッグデータ化して企業のプライベートDMPを構築
店舗型ビジネスにおけるWebソリューションを展開するイデア・レコード(本社:東京都新宿区、柏田康雄社長)は、自社が展開するWebマーケティング事業により蓄積したWeb上のユーザー行動データと、コールセンター事業で蓄積したオフラインデータ(問い合わせ情報、予約情報、クレームなど)、さらにクラウドサービス事業で蓄積した店舗来店に紐づいた顧客情報など、自社の商材で得たさまざまなデータおよび知見やノウハウに基づいて、企業が自前でビッグデータを活用することを実現させるプロジェクト、コードネーム「G.A.T.E.(ゲート)」の開発を2018年度より開始すると発表した。
イデア・レコードは、2012年の会社設立以来、飲食店特化型コールセンター「よやくるー」や予約管理クラウド「お席トットくん」、外食業界におけるグルメ媒体の編集や集客(SEO/MEOなど)施策「Popeye」などを展開し、個店から大規模チェーン店まで、居酒屋、カフェ・バー、レストラン、料亭など店舗規模や業態を問わず6000店舗以上にサービスを提供し続けている。その結果、幹事からの予約データ、店舗の購買データ、およびグルメ媒体を含めたオンラインのWeb行動データなどを蓄積してきた。本プロジェクトは、これらのビッグデータを活用した外食産業のための新たなプラットフォームの開発となる。
企業が自社メディアや広告媒体から得られるオンライン上のWeb行動データを軸に、ゴールまでのストーリーを描き、これにオフラインの情報を掛け合わせ、さらに他のビックデータと統合することにより、自社メディアの強化や各施策の費用対効果の抜本的見直し、販促状況をリアルタイムに強化することに貢献し、ターゲットの拡大、潜在的なニーズを持つ顧客の可視化につながると考えている。なお、本プロジェクトは既にDMP、MAサービス事業者との業務提携、また大手居酒屋チェーン企業から実証実験への賛同をいただきながら推進している。