〔2018/8/30〕Hmcomm、熊本にAIラボ開設

 音声特化のAIベンチャーHmcomm(本社:東京都港区、三本幸司社長)は、熊本県熊本市にAIラボを新規開業することを決定し、8月10日に熊本県の立会いにより熊本市と立地協定を締結したと発表した。9月に稼働予定で、20名以上のスタッフで稼働する。
 Hmcommは、熊本AIラボの設置により、AI技術者採用体制・開発体制を強化し、コールセンター向けプロダクトなど、より高付加価値な音声AIプロダクト・サービスの開発・提供に邁進していくという。
 Hmcommは、強みである音声特化のAI技術をさらに強化するため、AI人材の獲得を重要経営課題としている。九州エリアには強い地元志向を持つ優秀人材が特に多く、このエリアに開発拠点を構えることにより、採用競争が激化するAI分野の優秀人材の確保に取り組む。
 同時に同社では、複数企業様に導入済みの、音声認識AI技術をコアとしたコンタクトセンター・コールセンター向け業務支援プロダクト「VContact」をラインナップに保有している。非常に多くのコールセンターが立地する九州エリアへ拠点を構えてユーザーに近い場所でVContactの継続改良・提供を行うことで、より良いプロダクト・サービス提供を実現する。
 また、九州エリアの中でも、熊本県熊本市はベンチャー企業の事業活動支援環境の整備が進んでいるため、上記の目的・活動の実現には最適と新規ラボ開設場所として選定した。


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