〔2018/10/4〕東芝デジタルソリューションズ、食品・消費財業界向けに特化したコンタクトセンターソリューションを提供開始

 東芝デジタルソリューションズは、お客様相談室の対応業務を支援するコンタクトセンターソリューション「T-SQUARE/CT」のラインアップに、食品・消費財業界向けに特化した「T-SQUARE/CT FC Edition」を新たに加え、販売を開始した。 
 本ソリューションは、日本マイクロソフトとのデジタルトランスフォーメーション協業におけるクラウドプラットフォーム「Microsoft Azure」(以下、Azure)を活用した第2弾のソリューションになる。
 近年、食品・消費財業界では消費者行動の多様化とともに「ヘルス&ウェルネス」や「商品の安心・安全」に対する関心が高まっており、お客様相談室はこれらの要望に応えるため、消費者ニーズを的確に把握し関連部門と連携しながら顧客に付加価値の高いサービスを提供することが求められている。
 同社は1995年に「お客様相談室システム」をリリース、2014年にはコンタクトセンターソリューション「T-SQUARE/CT」として、製造業を中心とした数多くの企業にコンタクトセンターシステムを導入し、機能の拡大・ノウハウの蓄積を続けてきた。このたび、これまでの導入実績で培ったノウハウを形にし、新たに食品・消費財業界のお客様相談室に特化した「T-SQUARE/CT FC Edition」をAzure上に開発した。
 T-SQUARE/CT FC Editionは、「同じ種類のお問い合わせ、特定のお問い合わせへの対応(アラート検知)」や「お問い合わせ内容と対応状況の推移の把握(時系列管理)」、「品質情報の管理」など、食品・消費財業界のお客様相談室ならではの必要機能や入力項目を標準で装備している。また、Azure上にクラウドサービスとして提供することで、適正なコストで市場の変化に伴う最新の機能を提供し、顧客対応業務におけるサービス力向上を支援する。
 同社は、今後もT-SQUARE/CT FC Editionの機能・サービスを継続的に強化し、最新の技術を標準機能として提供していくとともに、Azure上のさまざまなサービスや外部ソリューション・アプリケーションとの連携も積極的に行い、食品・消費財業界におけるお客様相談室業務の高度化、最適化に貢献していくという。


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