〔2020/3/16〕コムデザイン、音声認識による通話録音のテキスト化サービスを提供開始

 コムデザイン(本社:東京都千代田区、寺尾憲二社長)は、同社が提供するコールセンター向けクラウド型CTI「CT-e1/SaaS」での通話録音データを、音声認識によりテキスト化するサービスを2020年4月1日から提供開始すると発表した。
 コールセンターなどの電話問い合わせ業務において通話内容の記録は、ナレッジの蓄積やFAQへの蓄積など、お客様サービスの品質向上に欠かせない。半面、テキスト情報での記録はオペレーターの負担が高いのも事実だ。音声認識機能を利用した通話内容のテキスト化は、オペレーターの応答業務への集中を図るだけでなく、蓄積したテキストデータの利活用や、今後増えてくるであろうAI活用の基本情報として、重要な技術となった。しかし、その有用性を理解できても、高額な導入コストや、それに見合った効果が得られるか判断がつかないなど、導入に踏み切れない顧客の声も多いようだ。
 そこで同社は、提供しているクラウド型CTI「CT-e1/SaaS」の通話録音データのテキスト化を、多くのコールセンターに安価な月額サービス費用で利用できるように、音声認識サービスの提供を企画した。
 2018年10月から限定30社での無償トライアルサービスを実施。そこで得られた検証データや顧客の声をもとに、日々改善改良を重ねてきた。さらなる認識率向上のためCT-e1/SaaSサービス全体の見直しを図り、音声ステレオ化などの対応を経て、正式リリースに至った。
 利用金額は、初期費用15万円(システム構築、各種設定費用)、月額費用は1アカウントあたり1000分1500円(トライアル募集時にアナウンスした金額)。


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