〔2020/12/10〕テラスカイ、KINTOの顧客情報基盤の構築を支援

 テラスカイ(本社:東京都中央区 佐藤秀哉社長)は、KINTO(本社:愛知県名古屋市、小寺信也社長)の顧客情報などを管理する「会員管理業務システム」の構築を支援した。KINTOは自社のスピーディなビジネス展開と同様に、ビジネスを支える業務システムにおいても迅速な立ち上げを目指し、フロントシステムにSalesforce Platform plusを採用した。グループ関連企業が所有する複数のシステムをデータ連携システムDataSpider Cloudで連携して、会員管理業務システムに顧客にまつわる情報を一元化している。
 KINTOは、トヨタ自動車が提案するクルマの新たな使い方を提供する会社として2019年1月に設立され、2019年7月からサブスクリプションサービスを全国的に開始した。会社設立時から車両情報や会員情報を複数のシステムを併用して使ってきたが、事業スピードに合わせて容易に拡張できるSalesforceを採用した、会員管理業務システムの構築に至った。Salesforceの採用理由として、拡張性の他にシステム連携ツールであるDataSpider Cloudによって、関連会社がそれぞれ所有するシステムからデータを連携することで、最速で運用を開始できる点が挙げられる。
 会員管理業務システムは、2019年12月より要件定義を開始し、2020年5月より運用を開始した。KINTOは、サブスクリプションビジネスの定着で更なる事業展開を見込み、コールセンター業務の拡充・増強を計画しており、顧客情報業務システムを活用し、顧客体験の向上を強化する。


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