〔2021/1/18〕I&H(阪神調剤グループ)の62店舗に オプテージの「クラウド通訳」を導入
オプテージ(本社:大阪府大阪市中央区、荒木誠社長)は、2020年12月よりI&H(阪神調剤グループ)の全国に数多く展開されている保険調剤薬局の中から62店舗にクラウド通訳を導入したことを発表した。
I&H(阪神調剤グループ)」は、信頼される「町のかかりつけ薬局」を目指して調剤薬局を運営されている。来店する外国人の顧客に、薬の服用や使用方法を説明するのが難しいという課題を持っていた。先行して実施された試験導入では、顧客の症状や服用している薬の確認、処方された薬の飲み方や使い方を説明する服薬指導に利用した。
試験導入の結果、外国人の顧客への接客に対してスタッフの安心感が向上し、コミュニケーション増加という効果もみられるなど、外国人の顧客にも正しい薬の服用や使用方法を説明できるようになったと評価を得た。
クラウド通訳は、オプテージが提供する新しいカタチの通訳サービス。通訳さんをスマホやタブレットからアプリで呼び出し、テレビ電話でいつでも通訳者と会話をすることができる。機械翻訳とは異なり、細かなニュアンスのやり取りや、その場の状況を画面に映して通訳さんに伝えられるため、ショッピング業界、観光案内業界、美容業界などから好評を得ている。
また、クラウド通訳は専用のコールセンターを持たず、在宅で働く通訳さんを採用しているため、低価格の通訳を実現。個人の語学スキルを活かし、ライフスタイルに合った働き方や、場所に縛られずに活躍できる仕組みづくりも目指している。