〔2021/2/26〕モビルス、顧客対応に特化したサポートAI「movii」を開発

 モビルス(本社:東京都品川区、石井智宏社長)は、企業のコンタクトセンターなどで顧客サポート現場の支援に特化したサポートAI「movii(モヴィー:Mobilus Virtual Intelligence)」を開発したことを発表した。
 moviiは、モビルスが提供するモビシリーズに搭載し、チャットのやり取りの中で個人情報が入ってきた際に自動で検出する「自動個人情報検出」や、トラブルになりそうな会話を検知してアラートを上げる「ネガポジ分析・自動手挙げ」のほか、顧客の会話から最適な返答をAIがサジェストする「丁寧・エモ接客」などが可能な独自のAIエンジン。この度、moviiの一部機能から提供開始し、協力ユーザーからのフィードバックをもとにアップデートを進めていく。
 モビルスは、「つなぐ、こたえる、を超えていけ。」をミッションに掲げ、企業のコンタクトセンターや自治体向けに、チャットから電話までサポート領域を幅広くカバーするソリューションを提供し、数多くの企業を支援してきた。その中で蓄積した現場の運用ノウハウや膨大なデータをもとに、この度、サポートに特化した独自のAIエンジン「movii」の開発に至った。
 moviiの特徴は、オペレーターやSVの負荷を軽減する「効率化」、対応の寄り添いを深めるサジェストによる「付加価値」、サジェストの精度が継続的に成長する「精度成長」の3点。今後は、精度向上や機能拡張を行い、チャットを始めとしたノンボイスへの対応チャネルのシフトや、人とボットのハイブリッド対応など自動化の活用、在宅オペレーションの導入など、これまで以上に顧客サポート現場の課題解決を支援していく。


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