〔2022/12/1〕Empath、プロディライトとの協業による日常の通話内容からストレスチェックができるソリューションを提供開始
プロディライト(本社:大阪市中央区、小南秀光社長)とEmpath(本社:東京都渋谷区、下地貴明、山崎 はずむ共同代表)は、両社のコラボレーションにより開発した音声感情解析ソリューションの提供を開始した。
本ソリューションは、Empathのメンタル・コンディションを可視化する技術を電話に応用したもので、日常の通話における音声からユーザーの元気度をはじめ、ストレスチェックを行うことができるもので、すでに1,200社以上、25,000以上のユーザー利用実績があるクラウド電話システム「INNOVERA(イノベラ)」のオプションサービスとして2022年12月1日に無償トライアル版をリリースする。有償版は、2023年1月23日にリリース予定。
昨今、企業における人手不足が叫ばれる中、離職防止のために従業員の満足度を正しく把握し、エンゲージメントを向上させることが企業にとっての喫緊の課題だ。一方で、テレワーク・リモートワークが定着しつつありこれまでの働き方が変わる中、それぞれが離れた場所で働く従業員1人ひとりのメンタルやストレスチェックなどを行うことが容易ではなくなってきている。テレワーク・リモートワークを通信、電話の分野から支え続けてきたプロディライトは、これまで培ってきた電話システムに新技術を応用することで、この課題を解決する手段を模索してきた。
今回コラボレーションしたEmpathは、AIによる音声感情分析技術においてコールセンターシステムやWeb会議システムをはじめ、国内外で多数の実績がある。本件ではEmpathの技術を活用し、オフィスで日常的に利用される固定電話・ビジネスフォンから取得した音声を解析することで、従業員エンゲージメントを測定する新しいサービスを展開していく。