〔2023/10/5〕ジェネシス、国内2つ目となるフルサービスのGenesys Cloud CXをAWS大阪リージョンに開設

 ジェネシスクラウドサービス (本社:東京都港区、ポール・伊藤・リッチー社長)は、2023年末までに日本に2つ目となるフルサービスのGenesys Cloud CXをアマゾン ウェブ サービス(AWS)大阪リージョンに開設し、日本における事業を拡大することを発表した。新たな大阪コアリージョンは、既存の東京リージョンと組み合わせることによって、これまで以上の事業継続のためのオプションを提供するとともに、西日本全域でより低いデータ遅延を顧客企業に提供する。今回のサービス開始により、ジェネシスは、日本で2つのフルサービスを持つオールインワンのパブリック・クラウド・コンタクトセンター・プラットフォームを企業に提供する最初のグローバル・カスタマー・エクスペリエンス・リーダーの1社となる。
 公共部門、医療、金融サービスなどの規制が厳しい業界を含む日本の企業や組織は、多くの場合、厳しい災害復旧ポリシーを持ち、国内の地理的な多様性によりデータセンター間の物理的な距離が必要。AWS大阪リージョンへの新しい接続は、必要な地理的距離と分離に備え、単一のイベントが両リージョンのサービスに影響を与えるリスクを大幅に低減する。日本のフルサービスのGenesys Cloud CXは、高い耐障害性(過去12カ月間の可用性100%)を持ち、同時に3つ以上のAWS可用性ゾーンでアクティブに運用できる。大阪と東京、国内2カ所のコアリージョンでGenesys Cloud CXを提供することで、企業はデータレジデンシー、セキュリティ、プライバシーのニーズを確実に満たしながら、単一の地域が提供できるよりもさらに大きな範囲で災害復旧要件を満たすことができる。
 日本での事業拡大は、Genesys Cloud CX サービスに対する需要の高まりに応えるものであり、日本企業に対するジェネシスのコミットメントを明確に示すもの。このコミットメントは、日本市場におけるジェネシスのクラウド収益がFY24の第2四半期の前年比35%成長、ビジネスサービス(BPOを含め)からの年間売上高の成長率が250%以上、金融サービスにおいては200%以上、そして小売サービスでは、125%以上の成長率と、目覚ましい実績によってさらに証明されている。今回のAWS大阪リージョンの開設によって、Genesys Cloud CXは17のAWSリージョンで利用可能となり、グローバル展開も間もなく開始される。大阪リージョンの立ち上げに続き、シンガポールにサテライトリージョンを追加する計画が進行中で、アジア太平洋地域におけるプラットフォームの世界的な足跡と投資額は大幅に増加している。
 国内2番目の規模である大阪のGenesys Cloud CXコアサービスは、事業継続のサポートにとどまらず、AIを活用したエクスペリエンス・オーケストレーション機能により、共感的でシームレス、かつパーソナライズされたエクスペリエンスを提供し、組織を強化する。ジェネシスは、アスクル、アストラゼネカ、SBI証券、NTTドコモ、トランスコスモス、IXILなど、日本全国で数多くのお客様をサポートしており、この地域における信頼できるパートナーとしての地位を確固たるものにしている。2023年9月13日に発表された、NTTコミュニケーションズとの協業は、Genesys Cloud CXの革新的なソリューションが、より広範な企業に確実に行き渡るための新たな一歩だ。ユーザー企業数やパートナーエコシステムの強化は国内シェアにも現れている。日本のコンタクトセンター・アプリケーション市場において、IDCは、ジェネシスを前年比20.9%増、市場シェア24%で第1位にランク付けした。


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