〔2011/3/30〕東芝ソリューション、資生堂にコンタクトセンターソリューションを納入

 東芝ソリューションは、統合コンタクトセンターソリューション「CT-SQUARE」を資生堂に納入した。
資生堂は、1996年に導入した顧客の声情報を収集・活用するシステムにより、顧客との円滑なコミュニケーションを図るとともに、顧客の声を活かした商品開発やサービスの向上など、多様化する顧客の要望を素早く企業活動に反映してきた。
今回、同社が目指す「日本をオリジンとし、アジアを代表するグローバルプレイヤー」の取り組みにおいて、顧客の声情報システムのグローバル対応を目的に、東芝ソリューションのCT-SQUAREを導入、4月1日に日本国内の、同年7月に海外の資生堂グループで、新システム「ミラー」として運用を開始する。
「ミラー」の主な機能は、以下のとおり。
(1)入力機能:お客さま窓口での対応内容を入力、管理する機能
各情報ブロックのクリックによりブロック全体が折りたたみ/展開表示される自動展開/折りたたみ機能などにより、グローバル視点でのユーザビリティを考慮した画面を構築。迷いのないスムーズな構成によりストレスレスな運用を実現。
(2)対応支援機能:お問い合わせ対応時の必要情報を検索、参照できる機能
コミュニケーター目線での使い勝手を考慮し、対応に必要な情報(製品情報、成分情報、美容情報、宣伝情報など)をスピーディーに検索できる仕組みにより、顧客を待たせしない迅速な対応を実現。
(3)調査機能:工場への製品調査依頼、工場からの調査結果を確認する機能
品質ワークフローによる社内担当部門への速やかなエスカレーションにより、的確で迅速な対応を実現。
(4)解析機能:蓄積された定性的なお客さまの声情報を定量的に解析する機能
グローバルレベルで収集した情報をタイムリーかつスピーディー導き出せる仕組みで、顧客の声情報の活用力を強化し情報共有を促進。
資生堂は、今回の「ミラー」導入により、グローバルレベルで「お客さま対応力」「お客さま情報活用力」を強化する。また、お客さま窓口における顧客対応レベルを統一的に向上させるとともに、世界中の顧客の声情報を効果的に収集・活用し、資生堂グループの価値創造につなげる。


PAGE TOP