〔2024/1/11〕リンク、西日本旅客鉄道が共通認証基盤に「ベアメール メールリレーサービス」を採用

 リンク (本社:東京都港区、岡田元治社長) は、西日本旅客鉄道(以下、JR西日本)に、メールを確実に届けることを支援するサービス「ベアメール」が採用された事例(https://baremail.jp/case_studies/21_westjr.php)を公開した。
 ベアメール メールリレーサービスは、IPレピュテーション(メール配信元のIPアドレスに対する信頼性評価)の高い高速配信エンジンを経由して配信することで、通信キャリアやメールプロバイダからブロック対象(迷惑メール)と認識されることを回避し、高い到達率を実現するサービス。管理画面から誰でも簡単に配信状況が確認できるほか、ユーザーのシステムからAPI接続で配信を行う機能や、電子署名を添付することで送信元や内容に不正がないかチェックできるDKIMを利用することができる。
 JR西日本は、2020年に策定したデジタル戦略の1つである「顧客体験の再構築」にあたり、同社の提供するあらゆるサービスへのログインを共通認証基盤へと集約するためのシステム・DX基盤の改修を行った。同社が提供しているサービス「WESTERサービス」にユーザーがログインする際のワンタイムパスワードを配信するため、安定的な配信が可能で、実績のあるメールサービスを探していた。
 ベアメール メールリレーサービスを採用したことで、確実に届けなくてはならないワンタイムパスワードの通知メールを安定して配信できるようになった。当初想定していたよりもメール配信数が増加したにもかかわらず、配信エラー率0%台での安定した運用を実現している。
 データの保存場所が日本国内に限られている点や、メールだけでなくオンライン会議や対面での柔軟な対応、解決したい課題に対して複数のソリューションを組み合わせての提案、そして顧客に寄り添った手厚いサポートなどを評価された。


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