〔2024/4/15〕くるめし、事業拡大に伴い最大120席のコールセンターを甲府に増床移転

 国内最大級の法人向けデリバリーサービス「くるめし弁当」を運営するくるめし(本社:東京都渋谷区、石川聡社長)は、山梨県甲府市にある法人向けデリバリーに特化したコールセンターを同市内に増床移転した。
 新オフィスは幹線道路沿いにある元々漫画喫茶だった空きビルを一からリノベーションして作り上げた。漫画喫茶特有の窓の少なさを感じさせないために、白を基調にオフィス全体を明るい色味でまとめるなど、随所に工夫を凝らしている。コールセンターはシフト制で働く従業員が多いため、フリーアドレス制度を導入し、固定の席を作らないことで限られた席数・空間を効果的に活用できるようにしている。コールセンター業務という性質上、休憩時間にしっかりと休息や同僚とコミュニケーションをとれることが重要だと考え、休憩室の座席を旧オフィスの3倍に拡大、休憩室にドリンクサーバー完備するなど業務の合間のリラックスや従業員間の交流を促進する環境を整えた。
 同社は、企業の会議やロケ、懇親会などで複数人の食事手配が必要な際に食事を届ける「くるめし弁当」「シェフコレ」、2つの法人向けデリバリーサービスを提供している。2010年の創業以来事業拡大を続け、それに伴いコールセンター機能も拡大を続けてきた。2018年にはさらなる需要に耐えうるコールセンターの設立を目的に、渋谷から山梨県甲府市に移転、甲府市内を中心に採用活動を行ってきた。現在では、地域の主婦層の方々、Wワーク人材、甲府市へのUターン・Iターン人材など、さまざまな方々が活躍している。
 今後の事業拡大を見据えて、坪数が約1.7倍の新オフィスへの移転を決定した。さらなる需要の増加に対応できるよう、人員の体制なども含めてコールセンターを整える計画。


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