〔2024/6/19〕SCSKとトレードワークス、証券業務システムプラットフォーム事業を共同で推進で、資本業務提携を締結

 SCSKとトレードワークスは、証券会社や FinTech企業の投資家向け資産形成サービスを支援する「証券業務システムプラットフォーム事業」を共同で推進することを目的とした資本業務提携を2024年6月19日に締結した。
 2001年の「貯蓄から投資へ」の流れにはじまり、資産運用立国の実現を目指す政策の後押しもあり、継続的に国民の資産形成を促進する環境が整い始め、証券業界は新たな局面を迎えつつある。
 証券会社においては、手数料無料化の波に加え、顧客本位の業務運営、資産相談サービスの拡充、フィー型ビジネスへの転換、店舗営業の変革など、事業環境の変化に柔軟に対応可能なシステムのニーズが高まっている。
 SCSKは、証券業界において30年以上にわたり証券基幹システムの開発を行っており、特に証券会社のバックオフィス業務の豊富な開発実績と業務ノウハウに加え、高いプロジェクトマネジメントスキルを持つ技術者を多く有している。また、売買監理、書面管理、コールセンターなどの周辺システムや、「IT」と「業務」を組み合わせたコンタクトセンター、テクニカルサポート、ヘルプデスク、バックオフィス業務支援など多様なBPOサービスも提供している。
 トレードワークスは、創業以来、投資家視点の高い信頼性と安全性を備えたインターネット証券取引システム「TradeAgentシリーズ」を中心に、スピードとコスト競争力のある証券フロントシステムの提供を行ってきた。TradeAgentシリーズはインターネットやブロックチェーンなど高度通信技術を基礎とする様々な金融サービスをサポートするソリューション群。金融サービスの高度な要求を解決するためにエージェント指向のアーキテクチャでシステムを構成し、「マルチプロダクト・オープンイノベーション」を実現する拡張性の高いシステムを提供している。
 今回の資本業務提携により、SCSKとトレードワークスは、これまで培ってきた知識やノウハウ、システムを含めたリソースを組み合わせ、証券業界へ貢献する事業を共同で推進していく。
 トレードワークスの証券フロントシステムとSCSKの証券基幹システムを接続した証券基幹システムの提供を行う。既に第1弾としてオンライン証券会社向け米国株式システム刷新プロジェクトを進めている。さらに、マーケットやニーズの変化に対応した自由度の高い証券業務システムへと進化させ、BPO サービスや業務コンサルティングサービスなどを加えた、トータルシステム「証券業務システムプラットフォーム」の構築を共同で推進する。
 オンライン証券や対面証券のインターネット取引をはじめ、投信会社や、Embedded Finance 向けの機能を拡充することで販売先を広げ、2030年までに 100億円規模の売り上げを目指す。


PAGE TOP