〔2024/7/10〕モビルス、生成AI「MooA」とコムデザインCTI「CT-e1/SaaS」との連携を開始
モビルスは、同社が開発したオペレーション支援AI「MooA(ムーア)」とコムデザイン(本社:東京都千代田、寺尾憲二社長)のクラウド型CTI「CT-e1/SaaS」との連携を7月より開始したことを発表した。このたびの連携にて、ストリーミング方式による約30秒での要約・意図抽出とセンテンスごとの音声認識を同時に行うことが可能になった。
MooAとCT-e1/SaaSの連携によるダブルストリーミングは、要約・意図抽出による応対記録業務の効率化や応対記録品質の均一化にて、顧客応対品質の向上を支援することに加え、センテンス音声認識による聞き返し防止やメモ書きの工数削減にて、ATT(平均処理時間)やACW(平均後処理時間)を短縮することになり、コンタクトセンター業務での課題解決に応えるものになるものと考えている。
具体的には、オペレーターのタイピングや文章作成力の影響は小さくなり、心的負担の軽減に寄与する。また企業にとっては、対象枠を広げた採用活動ができると同時にオペレーターの育成に注力することができる。今後もモビルスでは、MOBI AGENTをはじめとするモビシリーズや、生成AIを取り入れた自社独自開発技術のオペレーション支援AI「MooA」などのソリューション開発・運用を通して、コンタクトセンターの業務効率化やCX(顧客体験)などの向上に取り組み、高付加価値サービスの提供を通じて、企業の事業成長に貢献していく。