〔2024/8/8〕トランスコスモス、Amazon Bedrockを活用し安全かつ高速な生成AI連携を実現するアーキテクチャを開発
トランスコスモスは、AWSが提供するAmazon Bedrockを基盤にコンタクトセンタープラットフォームへ安全かつ高速なシステム連携を実現するアーキテクチャを開発した。
コンタクトセンターのシステムが複雑化していく過程で、高いレベルのセキュリティと高速なシステム連携は生成AI活用における大きな課題であった。Amazon Bedrockはこれらの課題を解消し、複数のAIとの連携を柔軟に選択できることで、新たなシステム構築の負担をかけることなく、ワンストップでニーズに応じたカスタマイズが可能。
トランスコスモスは早期にAmazon Bedrockでの開発に着手し、これまでの経験をもとに短期間で有効なアーキテクチャの構築を実現した。なお、連携する生成AIについては現時点でトランスコスモスのサービスとの親和性の高いClaude3を採用しているが、今後、業務によって最適な生成AIを柔軟に選択していくことも可能。
この開発では、トランスコスモスのAI運用ノウハウが多数反映されており、自社開発の個人情報削除プログラムや通話内容のテキスト化における不要語を削除するフィラー削除プログラム、ログのデータベース化などが実装されている。従来これらを実現するためには複数の処理が介在する仕組みが必要であったが、それらを1つのAPIでデザインし、安全かつ高速なシステム連携を実現するアーキテクチャで構築している。
本ソリューションは既にトランスコスモスのコンタクトセンター(CXスクエア)で導入を始めており、会話要約機能やVOC抽出機能などが生産性の向上に大きく貢献している。さらにこれまでの業務実績で得たデータの活用やアノテーションのノウハウをもとに各機能の改良を継続し、Webサイト運用やSNS運用など、トランスコスモスならではの連携機能も強化していく予定。