〔2025/1/16〕Oyraa、クラウド型コールセンターシステム「BIZTEL」を展開するリンクと協業を開始

 153言語2,700名の通訳者からのサポートを必要なときに予約不要で1分から利用できる通訳アプリ「Oyraa」を提供するOyraa(本社:東京都港区、コチュ・オヤ社長)は、8年連続 国内シェア第1位のクラウド型CTI/コールセンターシステム「BIZTEL」を展開するリンク(本社:東京都港区、岡田元治社長)との協業を開始したことを発表した。
 Oyraaは153言語2,700名の業界最大の通訳者ネットワークを有しており、「グローバル通訳者ネットワーク × アプリ」により、24時間365日いつでもすぐに通訳者を呼び出し1分単位で利用できるサービスを提供している。役所/銀行手続きや医療機関の受診、生活インフラ (水道・電気・ガス・インターネット) 関連の問い合わせなど、日常生活のあらゆるシーンにおける通訳サポートを提供することで、日本語が堪能でない外国人の方の生活を支援している。高品質な通訳を1分単位で必要な分だけリーズナブルな価格で利用できるため、外国語コミュニケーションが必要なすべての方に利用できるサービス。
 リンクが提供するBIZTELは、さまざまな規模や業界の2,000社以上が利用するクラウド型のコールセンターシステム。クリアな通話、安定したシステム、高水準のセキュリティ、シニア層のオペレーターにも使いやすいユーザインターフェースに加え、生成AIによる通話の評価・要約やボイスボット連携といった多彩な機能を提供しており、メーカー・小売・金融・製薬・IT・インフラ・サービス業などの幅広い業界において、顧客対応やセンター運営の効率化、業務の自動化を支援している。
 昨今、在留外国人の増加に伴い、在留外国人向けにサービスを提供する企業が増えている。それにより、特に ライフライン・医療・不動産といった日常生活に関連するサービスのコールセンターでは、外国人からの問い合わせも増加傾向にある。
 しかし、コールセンターでは、外国語対応ができるオペレーターの採用が難しいことや、外国人の顧客からの問い合わせが少ないセンターは外国語対応専門のオペレーターを配置しても十分な費用対効果を得ることができないといった、さまざまな課題を抱えている。
 今回のBIZTELとOyraaの協業により、外国人の顧客から問い合わせがあった場合、BIZTELの標準機能である「IVR」「三者通話」を活用することで、オペレーターと通訳者を交えた外国語対応を簡単に実現することができる。
 これにより、言語に不安を感じる顧客が安心して問い合わせできるだけでなく、スピーディーな外国語対応が実現するため、顧客満足度の向上が期待される。また、Oyraaは予約不要で利用できるため、外国語対応に自信のないオペレーターでも通訳者を介したスムーズな対応が可能になり、安心して業務を行うことができる。
 さらにOyraaの通訳サポートは、月額2万円の基本料と1分単位の利用料から利用できるため、外国人の顧客からの入電が少ないセンターでも最小限のコストで運用ができる。一方で、外国人の顧客から毎月一定程度 (累計数時間/月) の入電が見込まれる場合には、よりお得なプランも用意している。
 加えて、Oyraaアプリには3者間通話機能が実装されており、Oyraaアプリ単体でも通訳者を加えた状態で任意の第三者 (携帯電話番号/固定電話番号) に電話をかけることができる。問い合わせのあった顧客へのコールバックや、何らかの理由でこちらから外国人の顧客へ電話連絡を入れたい際に重宝する。


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