〔2011/6/6〕NTTマーケティングアクト、多言語コールセンターを設置し5カ国語対応通訳サービスを提供

 NTTマーケティングアクトは、日本に入国・在留する外国人が増加する中、外国人の顧客対応に苦慮している企業や自治体のニーズに応えるため、共同利用型の多言語コールセンターを設置し、5カ国語(英語・中国語・韓国語・スペイン語・ポルトガル語)に対応する通訳サービスの提供を開始した。
同社が提供する多言語通訳サービスは、複数社でセンターを共同利用してもらうことで低価格を実現しており、エリアの制約や拠点数に制限はなく、1契約でどこからでも何カ所からでも利用できる点が特徴。
各企業は外国人顧客に対応するため、バイリンガルスタッフを直接雇用したりしているが、複数の拠点を持つ企業が、全拠点にバイリンガルスタッフを配置するのはコストがかさむ。また、自治体も、「住民基本台帳法の一部を改正する法律」が7月に公布され(2012年7月までに施行予定)、外国人住民からの電話による問合せや窓口来訪の増加が予想されることから、対応を迫られている。
そこで、同社では「多言語通訳サービス」をパッケージ化して販売する。外国人から電話があった際、多言語コールセンターに電話し、3者通話により通訳する。また、外国人が窓口に来訪した際、多言語コールセンターに電話し、スタッフと外国人と交互に電話を代わり、通訳する。


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