〔2025/6/9〕ノーコード総合研究所、「ノーコードCRMパッケージ」を提供開始

 ノーコード総合研究所(本社:京都府京都市、石井大雅社長)は、「ノーコードCRMパッケージ」の提供を開始した。ノーコード技術を活用した顧客情報の一元管理、案件進捗、売上予測などの機能を業務に合わせて柔軟に構築できる。従来よりも短期間かつ低コストで、現場にフィットしたCRMを導入できる。
 多くの企業がDX推進を掲げる一方で、既存のCRMが足かせとなっているケースも少なくない。特に、購買履歴やLTV、案件ごとの進捗状況など「本当に見たいデータ」が複数画面に分散されているため、担当者が全体像を把握しにくいという声が現場から上がっている。
 さらに、システムの運用・保守にかかる費用が年額数百万円規模に達することもあり、コスト面でも大きな負担となっている。こうした中で、コードが複雑化したCRMでは担当者交代時の引き継ぎも困難になり、運用そのものが属人化してしまうといった課題が深刻化している。
 同サービスは、Bubbleなどのノーコードツールを活用しCRMを開発する。専門的なプログラミング知識がなくても画面デザインや機能を直感的に編集・変更できるため、要望に応じた柔軟なカスタマイズが可能。
 従来のように機能追加に数カ月を要することなく、スピーディな改善が可能。開発・運用コストもスクラッチ開発の約1/3に抑えられ、初期導入や継続的な拡張にも柔軟に対応できる。
 また、業務要件に合わせたUI・データ設計により、購買履歴やLTVなど必要な情報を一元的に把握できる構成とし、複数画面を横断する手間を省く。コードを使用しないノーコード開発により、属人化を防ぎ、担当者が交代しても引き継ぎしやすい運用体制を実現する。
 同サービスの導入により、必要な情報をいつでもわかりやすく把握でき、業務全体の効率化が期待できる。これまでに50件以上の業務システムや社内ツールをノーコードで開発してきた経験を活かし、現場の業務に即したCRMを提供する。


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