〔2026/4/13〕売れるネット広告社グループ、コールセンターおよびBPO事業会社「Step y’s」を子会社化
売れるネット広告社グループは、コールセンター業務およびBPO事業を展開するStep y’s(本社:東京都中央区、樺澤由加利社長)の株式を取得し、子会社化することについて、取締役会において基本合意書を締結することを決議し、同合意書を締結した。
本件については、2026年3月2日付で基本合意に至っていたが、当該時点においては、株式取得の範囲、取得価額、スキームなどの重要条件が未確定であり、取引の実行可能性および内容の確度も十分ではなかったことから、適時開示を行うべき内容の決定には該当しないものと判断していた。
Step y’sは、インバウンドおよびアウトバウンドのコールセンター業務を中核に、バックオフィス支援、電話秘書代行、各種業務代行などを展開するBPO事業会社。特に、不動産管理会社や不動産関連事業者を中心とした顧客基盤を有しており、入居者対応、問い合わせ対応、一次受付業務など、日常的かつ継続性の高い顧客対応業務に強みを有している。顧客対応を中心としたオペレーション構築力と人材運営力を強みとし、クライアント企業の業務効率化および顧客満足度向上に貢献してきた。
Step y’sは、不動産業界をはじめとする生活インフラに近い分野の顧客を多く有しており、継続的な業務受託を前提としたストック性の高い収益モデルを有することで、安定した事業基盤を構築している。一方で、さらなる事業成長に向けては、新規顧客の開拓や提供サービス領域の拡張、業務効率化の高度化が重要なテーマであると認識している。
売れるネット広告社グループは、売れるネット広告社を中核としたD2C(ネット通販)マーケティング、ネット広告、SNSマーケティング、SEOおよびAEO、EC支援などのマーケティングノウハウを有するとともに、AI技術を活用した業務効率化やBtoB向けの販促ネットワークを構築してきた。本件基本合意書締結を通じて、これらの経営資源を活用し、Step y’sの新たな顧客開拓および事業拡大を支援する体制の構築を検討していく。
Step y’sは、電話代行・カスタマーサポートを中心としたコールセンター業務、SES、BPOサービスの提供のほか、エステ事業およびレストラン事業を営んでいるが、本件株式取得の対象はこれらエステ事業およびレストラン事業を除く事業。
本件基本合意書締結により、売れるネット広告社グループは、Step y’sが有するコールセンターおよびBPO領域の運営ノウハウと、売れるネット広告社グループが保有するD2C(ネット通販)マーケティング、ネット広告、SNSマーケティング、SEOおよびAEO、EC支援に関するノウハウを組み合わせることで、Step y’sにおける新規顧客開拓および業務領域拡大を図ることを検討していく。
具体的には、売れるネット広告社グループのマーケティング支援を通じて、これまでリーチできていなかったBtoB企業やEC事業者に対する認知拡大およびリード獲得を行い、Step y’sのコールセンターおよびBPOサービスの提供機会を拡大していくことを想定している。
また、Step y’sは、不動産管理会社や賃貸住宅関連事業者をはじめとする不動産業界向けの顧客を多く有しており、入居者対応、問い合わせ対応、修繕受付など、日常的かつ継続性の高い顧客対応業務において豊富な実績を有している。これらの分野は、顧客対応品質が事業者の評価や継続契約に直結する領域であることから、Step y’sのオペレーション構築力および人材運営力が強みとして発揮されている。同社グループは、こうした不動産業界における安定的な業務受託モデルを基盤として、今後も生活インフラに近い分野への展開可能性について検討していく。
さらに、売れる越境ECが展開する越境EC支援やインバウンド向けビジネスとの連携により、多言語対応や海外顧客対応といった分野においても、Step y’sのサービス提供領域を拡大していくことを検討している。これにより、インバウンド需要の回復やグローバル対応ニーズの高まりを取り込み、対応可能な顧客層の拡大を目指していく。
加えて、売れるネット広告社グループのAI関連事業との連携により、AIを活用した業務効率化や、AIコールセンター技術の導入についても検討を進めていく。Step y’sの実運用に基づくオペレーションデータとAI技術を組み合わせることで、対応品質の向上およびオペレーションコストの最適化を図り、Step y’sの競争力強化および収益性向上につなげていくことを目指していく。
これらの取り組みを通じて、売れるネット広告社グループは、Step y’sの事業成長を支援するとともに、マーケティング、EC、顧客対応、AI活用を横断したグループ全体としてのサービス価値向上を図っていく。