〔2008/9/19〕矢野経済研究所、コールセンター/コンタクトセンター市場に関する調査結果を発表

 矢野経済研究所では、2008年7月~9月にテレマ・エージェンシー、コンタクトセンター/CRMソリューションベンダに対し、コールセンター/コンタクトセンター市場の調査を実施した。調査は、専門研究員による直接面談、電話・Eメールによる取材、ならびに文献調査を併用している。
2008年度に入ってからは「特需」がないため、前年度より伸びが鈍化しているが、消費者対応窓口の強化やアウトソーシングの利用を進める企業が増加しているため、堅実な成長が確保される見込み。2006年度~2010年度は、年間平均成長率(CAGR)7.2%で推移、2010年度には、5680億円に達すると予測されるという。
2008年度に入り、国内景況感悪化に伴う影響が徐々に出てきているものの、コンタクトセンターを戦略拠点として重視する企業が増加しているなどの理由により、今後も一定以上の成長を予測。2006年度~2010年度の年間平均成長率(CAGR)は6.8%で推移、2010年度には、5220億円に達すると予測している。


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