〔2009/1/23〕パナソニック電工インフォメーションシステムズ、トレイダーズ証券の新コンタクトセンターと顧客統合管理システムを構築

 パナソニック電工インフォメーションシステムズは、トレイダーズ証券の新コンタクトセンターおよび顧客統合管理システムを構築したと発表した。
同社の新システムには、パナソニックのコンタクトセンター/コールセンター構築パッケージ「MediaLogue」を採用、さらに、国内EAIソフトウェア市場におけるシェアトップシェア製品であるインフォテリアの「ASTERIA」を用いることでリアルタイムデータ連携を実現、顧客の属性に応じた案内メールの配信を可能にした。この結果、トレイダーズ証券の顧客度満足度は大幅アップし、新規口座開設数の増加、オペレーションコストの削減にもつながったという。
トレイダーズ証券は、FX(外国為替証拠金取引)と日経225先物・オプション取引を主力にする証券会社であり、2000年5月に日本初のFXオンライン取引サービスを開始するなど、業界のパイオニア的存在として知られている。
同社は従来、商品ごとにシステムを採用し、それぞれで運用管理を行ってきたが、商品が多様化し、口座開設が増えるにつれ、事務手続きやメールによる情報配信、部門にまたがる顧客情報の名寄せなどといった処理が煩雑化してきた。そこで、この課題を解決するとともに、各部署が最新情報を共有するため、新コンタクトセンターシステムおよび散在する各種システムの一元管理・運用が可能な顧客統合管理システムの導入に至った。


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