〔2013/3/6〕トランスコスモス、IBMのキャンペーン・マネジメント・ソリューションを販売開始

 トランスコスモスは、オンラインとオフラインのマルチチャネル・キャンペーンにおけるプロセスを統合管理するソフトウェア「IBM Campaign(旧称Unica Campaign、キャンペーン、以下:Campaign)」および、オンラインキャンペーンのパーソナライズを支援するクラウドサービス「IBM Marketing Center(マーケティングセンター、以下:Marketing Center)」の正規販売代理店として、両ソリューションの販売と、支援サービスの提供を開始する。
 企業が蓄積する会員情報・購買履歴・Webアクセス履歴などの貴重なマーケティングデータは、担当部門ごと、または業務アプリケーションごとに管理されているのが一般的だ。Web、スマートフォン、Eメール、DM、コールセンターなど、企業内に散在するオンラインとオフラインのチャネルデータを有効活用することによって、個々の顧客の複数チャネルにわたる購買行動に基づいた、より精度の高いOne to Oneコミュニケーションを実現することができる。マルチチャネル・キャンペーンのプロセスを統合管理するCampaignは、誰に・いつ・どんなオファーを・どのチャネルで届けるのか、複数のマーケティングデータを活用したチャネル横断的なキャンペーンの設計を行い、その実行、効果検証のプロセスを自動化することで、キャンペーンの効果・効率を向上させる。また、オンラインキャンペーンのパーソナライズを支援するMarketing Centerは、メール配信、Webサイトのパーソナライゼーション、A/Bテストなどの、通常は個別に提供される複数のマーケティングツールの機能を標準装備し、顧客のオンライン行動に応じてパーソナライズされたマーケティングアクションの設計・実行・自動化をワンストップで行うことができる。
 両ソリューションは、同じくIBMのSaaS型Webサイト最適化ソリューションIBM Coremetrics Web Analytics(コアメトリクス・ウェブアナリティクス、以下:Coremetrics)とシステム連携しており、Coremetricsで収集・分析したWebサイトのアクセスデータをシームレスに利用することができる。トランスコスモスはCoremetricsの正規代理店としての販売実績と導入ノウハウを活かし、Campaign、Marketing CenterおよびCoremetricsを活用した、個々の顧客に対するマーケティングアクションの最適化・自動化の支援サービスを拡充する。
 さらに今後は、トランスコスモスのコールセンター事業、デジタルマーケティング事業との連携を強化し、VOC、ソーシャルネットワーク上のデータ、広告の配信データ、Eメールデータ、ECサイトの販売データなどのさまざまなデータを用いた統合型マーケティングキャンペーンを推進し、企業の売上拡大に貢献していく。


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