〔2013/5/20〕京都市の多言語コールセンター、大津・奈良でも利用が可能に

 京都市は、外国人観光客が利用する市内の宿泊施設向けの多言語コールセンターについて、大津市、奈良市の宿泊施設にも対象を拡大したと発表した。ホテルの従業員などが観光客との会話に困った場合、英語、中国語、韓国語でオペレーターによる通訳が受けられる。 
 専用ダイヤルに電話して希望言語を選ぶと、24時間体制でオペレーターが対応する。電話料金以外の利用料はかからない。利用可能施設は約160増え、約710施設となる。
 京都市は2011年9月にコールセンターを開設した。12年4月から京都市の地下鉄の駅などにも広げた。世界遺産を有する京都市と大津市、奈良市で取り組む昨年11月の「みやこサミット」がきっかけとなり、対象施設の拡大が決まった。


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