〔2014/1/15〕SAS、オムニチャネル化を支援するマーケティングスイートの提供を開始

 SAS Institute Japanは、オムニチャネル化を支援するデジタルマーケティングスイート
「SAS Adaptive Customer Experience」の提供を国内で開始したと発表した。
 Adaptive Customer Experienceは、Webサイト分析とその他のオンラインおよびオフラインの顧客データを統合、管理し、Web、ダイレクトメール、電子メールや営業店、コールセンターなどさまざまなチャネルを使って接客し、一貫した使い勝手を実現するという。サイトのタグ付けの必要がなく、リアルタイムでデータを収集でき、コスト削減に貢献するほか、サイトのアクセス解析機能だけでなく顧客のニーズに合わせてリアルタイムに提案する機能も提供する。
 同スイートは以下の3つのソリューションから構成されているほか、モジュール構造となっているため、必要に応じて機能を追加できる。
・データを他のチャネルからの情報と統合し、Webでのやり取りを把握し、それを顧客情報に変換することで、Webを訪問する顧客への理解を深め、モデリング、マーケティングをさらに効率的に実施できるようにする「SAS Customer Experience Analytics」。
・オンラインとオフラインのデータを組み合わせることで、対象顧客へのターゲティング施策を実施する「SAS Customer Experience Targeting」。
・個々の消費者に合わせて作り込んだWebページを経由し、リアルタイムのオファーを提供できるようにする「SAS Customer Experience Personalization」。
 SASでは、この製品を通じて企業のオムニチャネル化を推進し、顧客とのコミュニケーションにおける顧客体験価値の向上を支援するとしている。


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