〔2014/10/27〕オリックス・クレジット、TISのTIS CTI Cloudを採用

　ITホールディングスグループのTIS（本社：東京都新宿区、桑野徹会長兼社長）は、オリックス・クレジットが、同社のクラウド型CTIソリューション「TIS CTI Cloud」を採用したことを発表した。
　オリックス・クレジットでは、コールセンターのCTIシステムをオンプレミス環境からクラウド環境であるTIS CTI Cloudに移行し、2014年3月より運用を開始している。新システムへの移行により、これまで社内対応していたシステムの保守業務もなくなり、運用コストは以前と比べて10%以上低減された。また、以前なら都度ベンダーに依頼をしていた席替えに連動するシステムの設定変更も管理アプリ上で簡単に実施できるなどシステム運用負荷が減ったことで、コールセンター業務に注力できる環境を実現している。
　オリックス・クレジットでは、カードローン顧客との接点として、2002年にコールセンターを立ち上げ、2007年にオンプレミスで構築したIP電話対応のCTIシステムを利用してきた。この旧CTIシステムには、“社内でのシステム保守対応の負担”や“音質の不安定さ”などの課題があった。
　そこで、オリックス・クレジットはこれらの課題解決を目的に、保守契約が切れるタイミングでCTIシステムの入れ替えを決定し、複数社のサービスを検討した結果、TISのTIS CTI Cloudを選定した。