〔2014/10/29〕日本ブレケケ、WebRTCに対応した新バージョンのBrekeke PBXを提供開始

 日本ブレケケ(本社:東京都豊島区、山出晋社長)は、WebRTCに対応した新バージョンを12月1日より販売を開始すると発表した。既にBrekeke PBXバージョン3以上を利用中の企業は無償アップグレードにより新機能を利用可能。
 WebRTCは、Webブラウザ上で、プラグインを使用することなく、音声、映像によるリアルタイム・コミュニケーションを実現するための技術。現在、最も注目されているWeb技術の1つで、W3C(World Wide Web Consortium)により、APIの標準化が行われている。
 WebRTCを利用すれば、Webサービス提供者はビデオ通話技術のプロトコルやコーデックなど専門の知識がなくても、テレビ会議やソフトフォンの機能を自社のWebサイトに組み込めるようになる。利用者はWebRTCに対応したWebブラウザのみでビデオ通話ができる。利用者は特別なソフトフォンやネットワークサービス企業が提供するアプリケーションをインストールする必要はない。
 これまで、ビデオコールセンター実現の課題として、お客様側もコールセンターと同じビデオ通話サービスを利用するか、同じビデオ電話機を持つ必要があった。そのため不特定多数のコールを受付けるコールセンターは実現できなかった。WebRTCに対応したことで、ブラウザを利用できる端末から誰でもコールセンターにビデオコールができるようになる。


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