〔2015/10/29〕セブン&アイ・ホールディングス、オムニチャネル戦略の本格展開を支えるIT基盤をオラクル製品で構築

 日本オラクルは、セブン&アイ・ホールディングス(以下 セブン&アイHLDGS.)が、同社のオムニチャネル戦略を支えるIT基盤として、クラウドやハードウェアとソフトウェアを一体化することにより、あらかじめ最適に動作するよう設計されたオラクルのエンジニアド・システムをはじめとする製品群を包括的に導入し、稼働開始したことをを発表した。
 同基盤上では複数のECサイトを統合し、7社9事業のコンタクトセンターは「Oracle Service Cloud」を活用して同じく統合した。また、全国に拡がるコンビニエンス・ストアに6,000台の店舗端末を設置してグループ各社の商品発注・受け取りを可能にすることで、実店舗との連携も強化した。
 現在セブン&アイHLDGS.では、オムニチャネルの構築を経営戦略の柱として推進。2015年11月1日には、グループ横断型の新通販サイト「omni7(オムニセブン)」を開設し、セブン-イレブンやイトーヨーカ堂、そごう・西武などグループ企業の商品を販売する予定としている。
 これらの背景に合わせ、ネットや実店舗から発生する膨大なデータ活用と高速なアプリケーション基盤や高機能なWebサイトの構築が必要になったことから今回の導入に至った。今後は、他事業会社の実店舗とECサイトとの連携を拡張を進めていく。


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