〔2016/1/8〕キューアンドエーワークス、派遣業界初!ロボットアウトソーシングサービスを活用した新たな労働モデルを展開

 キューアンドエーのグループ会社で人材派遣事業を展開するキューアンドエーワークス(本社:東京都渋谷区、池邉竜一社長)は、2016年1月18日より「AI・ロボットBPOソリューションによる人とのハイブリッド派遣サービス」を開始すると発表した。
 本サービスはロボットアウトソーシング事業を営むビズロボジャパン(本社:東京都港区、大角暢之社長)と共同事業として提供するもの。人とロボットによって雇用創造に付加価値を付けた労働モデルであり、企業の間接部門やサービス部門の生産性を向上させる新たな労働力を創出する。人とロボットのシナジーを活かした派遣サービスは、人材派遣事業者として初めて。
 現在、人材労働市場における労働人口は、少子高齢化の進展に伴い減少しつつあり、労働生産性の維持・向上が社会の課題となっている。これを受け、近年では産業用ロボットや介護ロボットなど、人間を補完する役割としてのロボット開発が進んでおり、業界を超えた新たな枠組みで自動化が推進されてきている。
 このような市場環境の変化を踏まえて、キューアンドエーワークスは、パソコン端末上で稼働するAI・ロボットを事業展開するビズロボジャパンとパートナー提携し、人とロボットが相互に業務を補完しあう「AI・ロボットBPOソリューションによる人とのハイブリッド派遣」を提供することにした。
 ビズロボジャパンが提供する「BizRobo!」(ロボット)は、人が処理や分析などのルールを与えるだけで、パソコン端末上の書類作成、データ収集、結果分析をはじめとした膨大な作業やルーティンワークを短時間、かつ24時間365日稼働で処理することができる。ロボットが間接部門やサービス部門で横行する膨大な非効率業務を担うことで、人は計画立案やマネージメントなどに時間を割くことができるようになる。これを導入することによって、企業は大幅なコスト削減が実現可能となる。
 キューアンドエーワークスは、インターネットを利用した情報調査(取引先与信、ECサイト競合商品)や監視(SNS、オークション違法出品、リンクチェック)などの業務に多くの人材を要している金融業界、保険業界、情報通信業界をはじめ、官公庁やルーティンワークが多い中堅企業に導入コンサルティングを無償で行い、初年度、50社のロボット導入と売上3億円を目指す。


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