〔2016/2/23〕セキュアソフト、独自技術による情報漏えい対策ソリューションを販売開始

 総合ネットワークセキュリティのセキュアソフト(本社:東京都渋谷区、姜昇旭社長) は、パソコン上で重要業務データの利用環境とインターネット利用環境を100%分離する情報漏えい対策ソリューションの新製品、次世代VDI「SecureSoft コンテナ」の販売を2016年3月1日より開始すると発表した。
 利用環境を100%分離することで、標的型攻撃やウイルス感染などから企業の重要なデータが漏えいすることを完全に防ぐことができる。同社は2002年の設立以来、不正侵入を検知・防御するアプライアンス製品を提供し、国内のIPS(不正侵入防御システム)専用機市場では2012年度から3年連続トップシェアを獲得している(富士キメラ総研、ミック経済研究所調査)。この度、ネットワークセキュリティ対策に加え、コンテナ技術を利用したエンドポイントの情報漏えい対策を研究・開発し、ソリューションとして提供することにより、総合セキュリティパートナーとして企業の要望に応えていく。
 コンテナ技術とは、1台のWindows PC上にコンテナ環境を生成しメモリ、ファイル、ネットワークの各リソースをローカル環境と完全分離する技術。コンテナ環境で作成したデータはPC内に暗号化して安全に保存される。このコンテナ技術により、業務を物理的に2台のPCに分ける必要がなくなる。また、Windows上でさらに別の仮想システムを動作させる仕組みと違い、すでにインストールされているWindows OSを使用し、アプリケーションもコンテナ環境で動作させるため追加ライセンスを購入する必要がない。


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