〔2017/10/17]LIFULL、マーケティングの強化とビジネス創出を目的にAppierのAI搭載のオーディエンス分析・予測ツールを導入

 AIテクノロジー企業のAppier(本社:台湾、チハン・ユー社長)は、LIFULLが、同社のマーケティングの強化およびオーディエンス分析に基づくビジネス創出を目的としてAIを搭載したオーディエンス分析予測ツール「アイソン(AIXON)」を導入したと発表した。
 LIFULLは、総掲載物件数No.1の不動産・住宅情報サイト「LIFULL HOME’S(ライフル ホームズ)」をはじめとする不動産情報サービス事業を展開している。同社は、2017年4月からの、3カ年中期経営計画にて、「世界一のライフデータベース&ソリューション・カンパニーへ。」との事業方針を発表。AIやロボティクス、IoTの普及により、データの重要性が高まるなか、ライフデータを含む巨大なデータベースを構築、活用することで不動産情報プラットフォームとしての価値を高めるとともに、新しいビジネスモデルの創出に取り組んでいる。
 LIFULLのグループデータ戦略部においては、オンライン、オフラインで収集した膨大な顧客データをプライベートDMPに集約し、分析してきました。同部では、中期経営計画を踏まえ、AIを含む最先端の技術を導入することで、効率的に顧客インサイトを得る方法を探していた。
 Appierは、LIFULLの要望に対し、CrossX テクノロジーによって構築したAppier独自のデータベースを結びつけ、顧客データを分析し、ターゲットとなる顧客グループを抽出することが可能である点、また人の経験や知識に基づく従来の分析軸ではなく、AIを使ったバイアスのかかっていない分析が可能である点を説明した。これらのアイソンの機能が、LIFULLのデータ活用に関する方向性と合致したことから今回の導入が決まった。
 LIFULLは、今後アイソンを導入することで顧客のライフスタイル、ライフステージ毎のニーズに合わせたマーケティングを展開する予定。具体的には、既存顧客の行動特性や地域情報、嗜好等のデータを分析することで、顧客との長期間に渡る、密接な関係性を維持しながら効率的なマーケティングの実現を目指す。さらにLIFULLが保有する膨大なCRMデータを、アイソンを使って分析することで、革新的なビジネスの創出を検討している。
 Appierが今年7月に日本市場に投入したAI搭載のオーディエンス予測・分析ツール「アイソン」はフォーマットの異なる企業が保有するデータと、Appierが保有する、アジアの人々の約20億のデバイスを通じて収集した消費者の行動や嗜好に関するデータを含む独自のCrossX AIデータベースを統合できる。さらに、このデータを、AI技術を利用してオーディエンスの予測分析に利用することが可能。企業はアイソンを使って特定のオーディエンスデータを出力し、自社のCRMシステムと連携したり、Appier CrossX プログラマティックプラットフォームなどの広告配信プラットフォームを通じてマーケティング施策を展開することができる。


PAGE TOP