〔2019/4/10〕富士フイルムメディカル、レッドフォックスの働き方改革アプリ「cyzen」を導入し 全国の医療機器保守サービス現場の対応時間改善

 スマートな新しい働き方を産みだす、働き方改革アプリ「cyzen」を提供するレッドフォックス(本社:東京都千代田区、別所宏恭社長)は、富士フイルムメディカル(本社:東京都港区、新延昌雄社長)が、全国の医療現場における医療用画像情報システム(PACS)および医療用画像機器システム(FPD)の販売、保守サービススタッフ向けに「cyzen」を導入し、全国の医療機器保守サービス現場の対応時間を改善するなど、業務の効率化に活用されていることを発表した。
 これまで富士フイルムメディカルのサポートセンターでは、障害による緊急対応が発生した場合、グループ内のサービス員全員にメールで対応依頼を行っていた。そのためサポートセンター側では、その後誰が対応するのか、修理がいつ完了したのかが把握しにくい状況であった。また、各サービス員の訪問先やスケジュール情報も共有されておらず、対応可能な担当者の調整は、電話やメールを用いてサービス員同士で行っていたため、顧客の障害復旧までに時間を要していた。
 さらに、同一グループ内でもそれぞれの作業ステータスについて共有する仕組みがなく、確認が必要な際には電話やメールで個別に連絡をとる必要があったことから、サービス員同士の情報共有や顧客対応に時間がかかっていた。
 このような状況を改善することを目的に、富士フイルムメディカルは2017年9月よりcyzenを導入した。cyzenを活用することで、スマホの位置情報により各サービス員の作業現場を把握でき、各現場での作業開始・終了時間の入力や社内共有がリアルタイムで可能になったことから、作業現場の最適な割り当てが可能となった。その結果、サービス員の対応を改善することができた。
 また、サービス員の作業が長時間続いていることがわかれば、即座に別サービス員を応援に送ることが可能となるなど、速やかな障害復旧と作業時間の短縮にもつなげることができた。


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