〔2008/7/14〕NTTアドバンステクノロジ、NTT西日本、東京～沖縄間コールセンター接続を高品質・低コストなイーサネット統合で実現

　NTTアドバンステクノロジ（以下：NTT-AT）は、NTT西日本沖縄支店と共同で、長距離区間のネットワークコストを大幅に削減できるイーサネット統合ソリューションを、両社が提供する米国Axerra Networks社のマルチサービスIPコンセントレータ「AXNシリーズ」とNTTコミュニケーションズの広域イーサネットサービス「e-VLAN」を利用し、国内大手コールセンター数社に導入した。
沖縄県では、地域振興の施策としてIT企業、コールセンター企業などの誘致を推進するための「新通信コスト低減化支援事業」が実施されている。その施策を利用しているコールセンター企業のネットワークへ、NTT-ATが提供する擬似回線技術を用いたマルチサービスIPコンセントレータ
「AXNシリーズ」とNTTコミュニケーションズの「e-VLANイーサアクセス（東日本・西日本タイプ）」を組み合わせ、イーサネット統合ソリューションとして提案した。その結果、音声接続に重要な短い遅延時間や安定したクロックリカバリ精度などの品質面と、かつ長距離区間であっても高コストの専用線に比べてランニングコストが格段に安価で済む点が高く評価され、国内大手コールセンターに多数導入されることになったという。