〔2014/6/30〕トランスコスモスとレオニス、オムニチャネル領域で資本・業務提携

 トランスコスモスとオムニチャネルマーケティングのレオニス(本社:東京都新宿区、伊藤圭史社長、上西培智社長)は、資本・業務提携した。今回の提携により、レオニスはトランスコスモスの子会社となる。
 スマートフォンの普及・定着により、実店舗、ECサイト、SNSなどを横断した複雑な購買行動をとる「オムニチャネル型消費」が拡大しており、企業のオムニチャネルマーケティングへの取り組みが課題となっている。
 トランスコスモスは、インターネット広告、スマートフォン・Webサイト構築運用、EC、コンタクトセンターなどの幅広い既存サービスに、レオニスのオムニチャネルマーケティングのノウハウを取り込み、いつでもどこからでも顧客の購買行動に対応できる環境をつくりだすことで、顧客経験価値の最大化と、企業のチャンスロスの最小化を実現するオムニチャネルサービスのワンストップ提供を目指す。
 今回の提携を機に、トランスコスモスは、レオニスが開発したオムニチャネルマーケティングシステム「OFFERs(オファーズ)」の総代理店となり、新規の企業についてはトランスコスモスが販売を行う。OFFERsは従来の紙のDMに代わり、スマートフォンを持つ顧客にオファー(レコメンド・クーポンなど)を送り、スタンプなどの“消込”機能を使ってオファー利用状況をリアルタイムに把握することができる、スマートフォンに最適化された新しいマーケティングツール。無料通話アプリとの連携やDMPによるデータの統合・分析、各種マーケティングソリューションでのデータ活用など、トランスコスモスの既存サービスと組み合わせることで統合CRMを実現。チャネル全方位型のシームレスなオムニチャネルマーケティングの実行が可能となる。


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