〔2016/3/22〕エー・ピーカンパニー、訪日外国人観光客向けに店内言語サービスを導入

　エー・ピーカンパニーは、同社が運営する居酒屋「塚田農場」や「四十八漁場」全店にて訪日外国人観光客向けに、店内にて言語通訳サービスを導入すると発表した。今後は外国人観光客向けへの集客を強化していく予定。
　日本政府観光局(JNTO)の発表資料によると、2015 年度の訪日外国人観光客は、過去最高の1973 万4000人（前年同期比47.1%増）となり、訪日外国人観光客は、2000 万人を超えていく状況にある。
　このような環境のなか、当社の運営する居酒屋に来店する訪日外国人数も順調に伸びてきている。同社では、顧客とのコミュニケーションを重視し、従業員による外国語対応にて運営を行ってきたが、更なる訪日外国人マーケットに対応することを目的とし、通訳サービスを導入するにした。
　実施にあたっては、多言語コールセンターを運営するブレインプレス（本社：東京都新宿区、下大薗豊社長）との協業により、体制整備、対応力の強化を図る。
　店内言語サービス「エコノミー通訳」は、ブレインプレスが運営するスマートフォン、タブレットなどを使用した映像・音声通訳を24 時間365日提供するサービス。対応言語は日本語、英語、中国語、韓国語、スペイン語、ポルトガル語、ベトナム語、タイ語の8カ国語で、電話などを介して日本語検定１級を持った外国人オペレーターが通訳を行う。利用イメージは、訪日外国人観光客が来店時に電話を介して通訳対応をするサービスで、同社では商品に関する問い合わせや、メニューの説明などで利用することを想定している。