〔2016/8/31〕米国ジェネシス社、世界初のオムニチャネル・カスタマーエクスペリエンス・カンパニーを目指し、インタラクティブ・インテリジェンスを買収
米国ジェネシス社と、顧客エンゲージメント、コミュニケーション、そしてコラボレーションのクラウド・サービスにおけるグローバルリーダーであるインタラクティブ・インテリジェンス社は、ジェネシスがインタラクティブ・インテリジェンスを約14億ドルで買収することで正式合意したことを発表した。合意事項では、インタラクティブ・インテリジェンスの株主は1株当たり60.5ドルの現金を受け取ることになる。この金額はインタラクティブ・インテリジェンスが戦略的な選択肢を検討しているという報道の影響がないよう、報道があった前日の取引日である2016年7月28日の最終価格に36%、さらに7月28日から30日前までの平均価格に42%のプレミア価格を上乗せしたものになる。
今回の買収によって、世界中で最上級のカスタマーエクスペリエンスを協力にサポートするジェネシスのミッションが、より広範囲に、いつでもどこでも、すべてのチャネル、そしてクラウドおよびオンプレミス環境において実現できるようになる。ジェネシス、インタラクティブ・インテリジェンスともに、ガートナー社をはじめとした調査会社から高い評価を受ける業界でも最高ランクのソリューションを提供し、隣接するマーケットセグメントにおいて提供されるプロダクト・ポートフォリオは高い補完関係にある。両社が合併することで、全世界で企業規模にかかわらず、最も広範囲なカスタマーエクスペリエンス・ソリューションを提供し、幅広い業界において毎年数十億以上の顧客とのやりとりをサポートする。
年間売上げ高13億ドル以上、年間の研究開発費約2億ドルへと規模を拡大するジェネシスは、カスタマーエクスペリエンス市場における革新をさらに加速することをコミットする。クラウドとオンプレミスのプロダクト・ポートフォリオは引き続きサポートされ、全プロダクト・ポートフォリオに対して大幅なR&D投資を行う。