〔2016/10/13〕ベルシステム24、新たな拠点戦略として、都市部郊外に50~100席規模のクラウド型コールセンターを開設

 ベルシステム24ホールディングスは、採用強化を目的とした新たな拠点戦略として、都市部郊外のホームセンターなどの一角に、50~100席規模のクラウド型コールセンター「スモールオフィス」を置く新たな拠点戦略を開始し、その第1弾として、11月初旬に、コーナン商事が全国313カ所で展開するホームセンター「コーナン港北センター南店」(神奈川県横浜市都筑区)に開設する。
 昨今の労働人口の減少に伴い、都市部での採用が難しくなる一方、郊外の住宅地の主婦層やシニア層に、育児や家庭の事情などにより「自宅近くで働きたい」「短時間のみ働きたい」などの求職ニーズがあるといわれている。同社は、従来、人の集まりやすい都市中心部のターミナル駅に隣接した大型ビルを中心に、数百席規模の拠点を展開してきたが、こういった層に対し、通勤しやすい自宅近辺に、短時間勤務が可能なスモールオフィスを新たに開設することで、採用の強化を図っていく。さらに、スモールオフィスでは、同社のクラウド型コールセンタープラットフォーム「BellCloud」を活用し、短工期、低コストでの拠点構築を可能にしており、クライアント企業からの緊急対応の要請対しても即座に対応できるメリットもある。
 今回の「コーナン港北センター南店」の選定理由として、港北ニュータウンエリアでは事務的職業(オフィスワーク)を求める傾向が強く、有効求人倍率も0.5となっており、同エリアが同社の新拠点戦略に最適なエリアであると判断し、開設に至りました。同社は、今後も「コーナン」などと連携し、スモールオフィスの全国展開を視野に入れ、当オフィスをモデルケースとした新拠点戦略を推進していく。
 また、託児所付きコールセンターの開設を予定するなど、引き続き、女性やシニアが働きやすい環境を創出し、採用力の向上と優秀な人材の確保を実現していくという。


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