〔2016/10/19〕プレイド、Web接客プラットフォーム「KARTE」の導入企業が1300社を突破

 プレイド(本社:東京都品川区、倉橋健太社長)は、同社が提供するWeb接客プラットフォーム「KARTE(カルテ)」の導入企業数が1300社を超えたことを発表した。
 KARTEは、Webサイトに数行のコードを埋め込むだけで来訪者の特徴や行動をリアルタイムに解析、可視化し、個々の来訪者に合わせたメッセージ配信などを可能にするサービス。2016年3月には、サイト外にいる顧客とのコミュニケーションを可能にする新機能「KARTE TALK」を発表し、接客手段を拡充した。現在では、チャットやSMS、メール、ブラウザ通知、スマホ通知のほか、Facebookメッセンジャーでのコミュニケーションにも対応している。
 接客手段だけでなく、インプットデータの多様化も進めてきた。CRMツールやオーディエンスデータなどの外部サービスとの連携も可能で、さまざまな顧客情報を一元管理するための受け皿として利用できる。例えば、IP情報から来訪者がアクセスしている都道府県の情報を取得してエリアに応じた接客を実施したり、企業情報を取得して見込み客リストを作成することができる。リアル店舗のオフラインデータとの連携も可能。マルチドメインにも対応し、複数サイトを横断して1人のユーザーを解析することができるため、来訪者の嗜好をより深く知ることができるという。
 同サービスは当初、ECサイトを中心に導入が進んでいたが、顧客の可視化やデータを一元管理できることが評価され、2016年に入ってからは金融や保険、人材などさまざまな業種のサイトに導入されている。2016年10月には、新生銀行が同社のWebサイトに導入。初回訪問の来訪者を新生銀行の魅力を伝えるコンテンツに誘導する、来店予約フォームに一定時間以上滞在している来訪者に電話でも予約可能なことを提示するといった、接客をKARTEを通じて行うという。


PAGE TOP