〔2016/10/25〕アドバンスト・メディア、音声コンテンツをAIで分析・検索可能にするテクノロジーベンチャーAudioBurstとの資本・業務提携を締結

 アドバンスト・メディアは、音声コンテンツの分析・蓄積・検索技術とソリューションを有するイスラエルのAudioBurstと資本・業務提携を締結したと発表した。本提携に伴い、アドバンスト・メディアはAudioBurstの株式の9.32%を取得する予定。
 アドバンスト・メディアグループは、事業拡大の取り組みとして「既存コアビジネスのさらなる成長」を第一の成長エンジン、「新規ビジネスの創生・M&A・海外事業」を第二の成長エンジンと位置付け、これら2つの成長エンジンの駆動で、飛躍的な売上増大を目指している。
 近年、人工知能、IoT、スマートロボットなどの市場は、急速に拡大をしており、今後も音声をインターフェイスの基軸とする次世代の先端技術市場は拡大基調にあると思われる。そのような背景の中、同社は音声認識を中心とした、自然言語処理技術・意図解釈技術・対話技術・多言語翻訳技術・感情認識技術などの先進技術の開発・強化・連携を行い、魅力的なUI(ユーザーインターフェイス)、およびUX(ユーザーエクスペリエンス)を具備した、サービスやソリューションを開発していく必要がある。
 AudioBurstは、世界初となる音声コンテンツ大規模リポジトリ(分割・インデックス化された大量のデータベース)を開発している、2015年創業のイスラエル発のテクノロジーベンチャー。
 ディープラーニング技術をはじめとする最先端の人工知能と、自然言語処理技術や意図解釈技術などによって、世界初となる音声分析・蓄積・検索のプラットフォームを開発・提供をしている。AudioBurstの音声分析・蓄積・検索のプラットフォームは、世の中のさまざまな音声コンテンツを分析処理し、自動的にインデックス付けを行い、大量の音声データを蓄積し、音声データをユーザニーズに応じて検索をすることができる。
 これらのプラットフォームは、音声操作が可能なスマートデバイス、スマートホーム、自動車、ロボット、ウェアラブル端末などを通して、世界中の音声コンテンツと利用者をシームレスにつなげるブリッジ(橋)となると考えているという。


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