〔2016/10/27〕KDDIエボルバ初、住宅地近隣の託児所併設型コールセンター開所

 KDDIエボルバ(本社:東京都新宿区、中澤雅己社長)は、働きたいママのサポートを目的とした、KDDIエボルバ初の託児所併設型コールセンター「ニア宅オフィス」を、「西友上福岡店」(埼玉県ふじみ野市)に、10月27日開所した。
 ニア宅オフィスは、保育士が常駐する託児所を併設したコールセンターで、第1拠点となる「ニア宅オフィス かみふくおか」は、東武東上線上福岡駅から徒歩2分の「西友上福岡店」1階に開設した。「ニア宅」は自宅の近く(near+宅)を表しており、働きたいママが、自宅近隣で子供と一緒に働ける環境構築を実現した。
 労働人口が減少傾向にあるなか、出産を理由に約6割が復職せずに退職していたり、保育所が見つからないなどの理由で働きたくても働けないママが100万人にのぼるともいわれている。そこで、託児所を併設した職場環境を提供することにより、多様なスキルや経験、資格などを持ちながら子育てと仕事の両立に不安を抱えるママが安心して働ける環境を実現した。
 ニア宅オフィス かみふくおかは最大運用席数約50席のコンパクトオフィスで、最大100名程度の雇用を見込んでいる。上福岡の選定理由にあたっては、上福岡駅周辺の児童人口およびオフィス立地条件などを考慮し、最適なエリアと判断した。また、「西友上福岡店」内に開設することで、仕事帰りには気軽に買いものもできるなど、ママが効率的に安心して働ける。また、併設する託児所では、最大19名まで託児可能とし、同社従業員の託児料は無料。運営については、サービスプロモーション型保育(商業施設内での一時預り)の豊富な運営実績を持つアミー(本社:東京都港区、福島顕揚社長)が行い、ママが安心して働けるよう保育士が常駐する。
 なお、9月より採用活動を開始し、応募者の8割近くが20~30代の女性、応募者のうち6割以上の方が託児を希望しており、採用活動も順調に進んでいる。今後は、ママの保有する資格や豊富な社会人経験を活かした、専門性の高いBPOを提供していくという。また、同オフィスをモデルケースとし、新たな拠点進出も検討している。


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