〔2016/11/7〕オウケイウェイヴ、Webチャットシステムを販売開始

 オウケイウェイヴは、企業の顧客サポート分野においてテキストメッセージでリアルタイムサポートを実現するソリューション新商品、Webチャットシステム「OKBIZ. for Chat & Bot」の販売を開始した。
 OKBIZ. for Chat & Botは、スマートフォンならびにSNSの普及によってますます重要性が高まるWebを通じた顧客サポートにおいて、チャットを用いた有人回答および自動回答によるリアルタイムサポートを手軽に実現できるソリューション。
 OKBIZ. for Chat & Botは単独での利用のみならず、同社が販売する国内シェアNo.1のFAQシステム「OKBIZ. for FAQ」と組み合わせることで、オペレーターによるサポート時間外でも、顧客からの質問に対して、最適なFAQを自動で回答する「FAQボット」機能を特長としている。より早い問題解決が期待できることにより、コスト削減とCS向上を実現する。
 OKBIZ. for Chat & Botは、顧客サポート導線を設定したいWebページに、数行のコードを埋め込むだけで動作し、顧客側、オペレーター側共に、アプリケーションのインストール不要で簡単にチャット形式のコミュニケーションを取ることができる。また、SNS連携機能を搭載し、LINE、Facebook Messengerなど、使い慣れたSNSアプリをサポート窓口として利用できる。サポートチャネルの充実化による利便性向上により、顧客のCS向上が期待できる。
 オペレーター向けには、コンタクトセンター利用に特化したユーザーインターフェイス設計を追求。定型文や添付ファイル送付など、顧客からの問い合わせ対応に必要なチャット管理機能を実装している。これにより、オペレーターは、電話応対では実現できない、同時複数人の顧客対応が可能となる。
 また、コンタクトセンター管理者向けには、オペレーターの対応中、対応待ち件数などのリアルタイム表示や、顧客対応履歴の外部へのエクスポート機能、オペレーターそれぞれの対応件数推移など、さまざまな統計機能を用意し、コンタクトセンターの最適化に寄与する。
 さらに、チャットボット機能では、OKBIZ. for FAQと連携した「FAQボット」機能に加え、企業個別の自動化のシナリオが設定できる。基幹システムとのシステムインテグレーションにより、OKBIZ. for Chat & Bot上でのコミュニケーションを通じた住所変更や各種照会などの定型業務の自動化を低コストで実装可能。
 OKBIZ. for Chat & Botは、同社が今年2月に資本・業務提携を締結したモビルス(本社:東京都品川区、石井智宏社長)が開発・販売する顧客対応型チャットツール「モビエージェント」をベースに、同社の「OKBIZ.」シリーズとの連携機能を特徴としている。同社では、OKBIZ. for Chat & Botを今後1年間で50サイトでの導入を目標としている。


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