〔2016/12/7〕ベルシステム24、ベトナムのコンタクトセンター大手「Hoa Sao社」への出資で基本合意

 ベルシステム24は、ベトナムのコンタクトセンター大手企業で、ベトナム国内8拠点でコンタクトセンター事業を展開するHoa Sao Group Joint Stock Company(以下、Hoa Sao)の株式49%を取得、多国籍企業のベトナムマーケット進出支援やオフショアニーズへの対応を視野に、ベトナムにおいてコンタクトセンター事業を開始する。
 Hoa Saoは、2006年に設立され、現在1500ブース、約3000人のオペレーターを擁し、ベトナム国内8拠点において、国内外企業向けに、コンタクトセンター事業をはじめとする各種アウトソーシングサービスを展開していく。
 同社は、かねてより、都市部における高い英語力や日本への留学生の急増などを背景に、ベトナムにおけるコンタクトセンタービジネスの可能性を高く評価しており、同社のCRM事業の収益拡大を目的に、ローカルマーケットでの展開およびオフショアサービスの拠点として、成長性の高いベトナムマーケットへの進出を検討していた。同社筆頭株主の伊藤忠商事のビジネスネットワークを最大限に活用し、さまざまな現地企業を調査、選定した結果、今回、ベトナム国内の通信、製造、金融等の幅広い業界にクライアント企業を持つHoa Saoへの出資を決定し、同社と基本合意に至っした。なお、本出資は、ベトナム政府当局からの必要な許認可の取得などを条件として実施。
 同社は、今回の出資を足掛かりに、現地企業へ向けたサービスの拡大を進めるとともに、日本国内で取引のある企業がベトナムマーケットへ進出する際のさまざまな支援やオフショアニーズへの対応を進めるとともに、今後も引き続き、ASEANを中心とする海外展開を推進していくという。


PAGE TOP