〔2017/1/4〕ベルシステム24ホールディングス、従業員の育児と仕事の両立支援を目的に、沖縄県豊崎ソリューションセンター内に企業内保育所を今春開設

 ベルシステム24ホールディングスは、産休・育休明けの従業員の復職や育児と仕事の両立の支援を目的とし、雇用形態や性別を問わず、すべての従業員が利用できる、定員19名規模の保育所「ベルキッズ とよさき保育園」を、同社の沖縄県豊崎ソリューションセンター内に今春開設すると発表した。
 厚生労働省の調査によると、沖縄県は東京都に次いで待機児童数が多く、現在、約2500人の待機児童がいるとされている。同社に勤務する未就学児を持つ従業員からも、「できれば子どもの近くで働きたい」「出産後も同じ職場に復職したい」といった声が多く聞かれる中、ベルキッズ とよさき保育園では、月齢6カ月~未就学児を預けることができ、最小限のブランクで復職することを可能にしている。また、勤務先に併設された保育所を利用することで、「子どもと一緒に通勤できる」「子どもの近くで仕事ができる」といった安心感が、従業員の復職を後押しするだけでなく、生産性の向上にも寄与すると考えている。
 なお、ベルキッズ とよさき保育園は内閣府による「企業主導型保育事業」向け助成金を活用することで、認可型保育所と同等の保育サービスを提供し、保育料は認可型以下に抑え、利便性のみならず経済的にも従業員の仕事と育児の両立を支援していく。同社では全国に30拠点を展開しており、今後も同拠点をモデルケースとした、企業内保育所の設置を推進していく予定。
 同社は、今回の保育所開設による育児と仕事の両立支援のみならず、在宅勤務制度やコアタイムの無いフレックス制度の導入などにより働き方の多様化を支援しており、総務省より「テレワーク百選企業」に認定されている。同社は、働きやすい環境を実現する「人材×拠点」戦略を、成長戦略の重要な柱であると考えており、今後も、多様な働き方の実現を進めることで、長期にわたり従業員が安心して働く事のできる環境の整備を推進していくという。


PAGE TOP