〔2017/1/5〕エーアイスクエア、オイシックスでのAI活用検証業務の受託開始

 エーアイスクエア(本社:東京都港区、石田正樹社長)は、オイシックス(本社:東京都品川区、高島宏平社長)が運営する「Oisix」のカスタマーサポート業務につ いて、AIを活用して自動化・高度化する取り組みの検証を開始した。
 本取り組みは、オイシックスがカスタマーサポート業務の⼀部をエーアイスクエアに委託し、 エーアイスクエアは同社の「RPAセンター」(RPA:Robotic Process Automation)において業務 運営を行いながら、AIの活⽤による24時間365⽇対応可能なサポート体制の実現に向けた検証を実施する。RPAセンターは、AIと⼈とのハイブリッド運用を前提に、業務を自動化・ 効率化・高度化することを目的に、2016年10月に開設された次世代型のコンタクトセンター。
 オイシックスは食材宅配ネットスーパー「Oisix」を運営。安全でおいしい食材を手軽に届けるサービスだけでなく、仕事や⼦育てに忙しい顧客が「いつでも」「気軽に」問い合わせや意見を寄せられる窓口を目指しており、本取り組みはその⼀環として実施するもの。メールや電話で寄せられる問い合せの内容を十分に集積・分析することで、自然言語処理技術・テキスト解析技術を中心とする各種AI技術の活用を検証していく。
 今後、両社は本取り組みを通じて、コンピュータが得意な定型的な問い合わせ応対については時間帯を問わず回答できる自動応答チャネルの設置を検討し、人が得意とする機微に応じた細やかさが必要とされる応対についてはAIがオペレーターを支援できる環境整備を進め、顧客応対の品質向上を目指していく。


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