〔2017/1/24〕アクティブコア、メールのA/Bテストを自動で最適化する新機能を実装

 アクティブコア(本社:東京都港区、山田賢治社長)は、マーケティングクラウドソリューション「activecore marketing cloud」のメール配信機能を強化し、メール配信効果を向上させるためのA/Bテストを自動で最適化する新機能を追加した。
 これまで、メールの効果を上げるための施策として、A/Bテスト(AとBの2つのグループに分け、メールの件名や差出人名やコンテンツを変えて検証し、配信結果が最良のメールを探す方法)が実施されてきた。今回の新機能では、配信対象のユーザからサンプリングを抽出しA/Bテストを実施。そのテスト結果から効果の出るメールを統計的に判断し、残りのユーザに対し最適なメールを配信する一連の作業を自動実行することが可能となる。
 メール配信対象となるユーザの中から、任意の件数を抜き出し、サンプリングを行う。例えば全体の20%を抽出しA/Bテストを行い、統計的に効果の高いと自動判定されたメールを、残りの80%に配信する。サンプリングへの配信の数時間後には残りのユーザーへ配信できるので、効果測定・改善・実行の高速化につながる。 
 メールのA/Bテストは、それぞれを手動で配信して結果を確認し、次回のメール配信の参考にするのが一般的。しかし、この方法では手間と時間を要するため、担当者が毎回実施することは困難であった。本機能により、A/Bテストから効果測定・改善までの一連の流れを自動実行できるようになるため、担当者の負荷軽減およびメール施策のPDCAの高速化を実現できる。 


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