〔2017/1/24〕コラボス、ウイングアーク1stとクラウド型コールセンターシステムとクラウドBIダッシュボードが連携

 コラボスは、ウイングアーク1st(本社:東京都渋谷区、内野弘幸社長)が提供するクラウドBIダッシュボード「MotionBoard Cloud」とコラボスのクラウド型コールセンターシステム「@nyplace」とのシステム連携を開始した。両サービスの連携により、統計データを活用し、コールセンター業務に関する生産性、品質、収益性を簡易に可視化することが可能となる。なお、本連携は、国内大手テレマーケティング事業者での採用が決定しているという。
 企業における重要な顧客接点であるコールセンターの存在意義は年々高まっている。コールセンターの運営にあたっては、コスト削減や効率化の追求、対応力の向上、経営課題に対する改善や収益の向上等が求められる中、昨今の労働環境の変化や少子高齢化を要因とした採用コストの増加や離職率の上昇、現場における新人スタッフへの研修や業務フォローにかかる工数の増大、管理者側における従業員満足度向上のための施策の検討・実施、経営層へ報告・提案を行うためのデータの収集・統合・分析工数の増大等、様々な課題を抱えている。
 本連携は、このようなセンター運営における課題に対し、多様な切り口からの状況の把握・分析・改善とそれらに要する管理業務の可視化及び効率化を可能にする。コラボスが提供する@nyplaceの基本機能であるCall Management Systemは、コールセンターの電話対応の稼働状況を把握するためのレポーティングツール。コールセンター全体だけでなく、業務ごとの入電数や応答時間、また、オペレータごとの受電対応数や対応時間などの統計データを抽出することが可能。
 本連携では、Call Management Systemから抽出した統計データに加え、顧客企業が持つ商品情報や受注情報、オペレータの勤怠情報などのデータをMotionBoard Cloudへインポートすることにより、データの集計や分析にかかる工数を削減し、複数データの掛け合わせと可視化を容易する。
 これにより、各統計データの相関関係や推移等のさまざまな観点から、より詳細に状況の把握・分析を行うことが可能となり、センター運営において必要不可欠なデータの集計から分析・改善に至る一連の管理業務の効率化を実現する。


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